こんにちは。バリューワークスの赤津です。
DIME終了後の打ち合わせで
「普通」
という言葉が持つ危険性について、森先生と語らい、
私が普段から仕事でも気にしていることとリンクしたので夜な夜な書き連ねてみたいと思います。
森先生は様々なことに敏感なので、一緒にいるだけでいつも本当に勉強になります。
それでは「普通とは」という事を少し考えてみましょう。
世の中に普通は存在しない
ということが私の考えです。
しかし、私も気をつけているのですが
「普通はそうでしょう」
といった言葉を仕事をしているとよく耳にすることがあります。
特に私が従事している業種はIT系であるため、
技術者の入れ代わりがとても早いです。
そんな環境ですから新しく入ってきた方にはたとえ経験者であっても
「普通」
という言葉は通用しないと思って仕事をしていて、常にお互いを理解するために確認し歩み寄る必要があります。
それを疎かにするとプロジェクトの進行中に痛い目にあうという事を仕事の中で学んできました。
しかし、学業では1たす1は1が普通ですし、
学校では多くの普通を求められるのではないでしょうか。
「1たす1って2だと思うのですがよいですか?」
なんて確認しませんよね。
でも、社会にでるとそんなことないんだよと日々感じておりますので、
4月から新社会人となる方にも「普通」という言葉について見つめてもらえたら幸いです。
※昨今の事件にあるように先生方も沢山の普通ではないことに直面し、その心中をお察しします。
普通を分解してみよう
普通の「普」の意味を見てみます。
全体に行き渡る。全体にわたって
出典 コトバンク 普
そして、通の意味を見てみましょう。
とどこおりがないこと。
物事がある道筋にそって動いて行く。
出典 コトバンク 通
合わせると
「全体に滞りなく行き通っていること」
が「普通」という言葉がもつ意味だということがわかります。
自分は知ってるけど、人は知らない。
それは普通ではないのですよね。
普通という言葉は刃であり、保身ではないか
ですから、「普通」という言葉を武器にして
「え、こんなのも知らないの?普通だろ?」
なんて人を叩くことは言語道断なのです。
また、
「普通、こうだと思いました」
というのも、自分を守るための保身の響きに聞こえます。
普通という言葉には、言葉が保つ意味のように他人を思いやった利他的な振る舞いが潜んでいるはずです。
ですので、先にも述べた通り「これは普通だろ」と、自分の経験や知識を押し付けなければいけない事柄は、
「普通ではない」
のだと思います。
普通を強調したいのであれば、全体に滞りなく行き通るように、
伝え続ける責務があると思うわけです。
それを放棄してしまっては、よいコミュニケーションを図ることは難しいのです。
そして、ValueWorksのコーチは私も含め「普通だろ!」といった指導はせず、選手とコミュニケーションをとってしっかりと普通を作って行きましょう。
行き届けば「普通」ですね。
2019年 普通を作る第一弾の取り組み
私達バリューワークスは「普通じゃない」ことに挑戦し、少しでも皆様に価値を届けようと努力してきました。
その事柄が浸透して普通になれば、また「普通じゃない」ことに挑戦し、永続的に新たな普通を作り続けて行きたいと存じております。
今、この時点でバリューワークスが存在することが普通だと感じてもらえていたらそれはとても嬉しいことです。
さて、2019年第一弾の取り組みとして
現在実践学園アシスタントコーチとして活躍し、
竹原さんと共に海外で学び続ける
後藤祥太氏をバリューワークスの
ストラテジック・ディレクターとしてお招きすることになりました。
※写真は実践学園3度目の全国制覇後の新チーム都大会決勝前練習にて
後藤コーチにはバスケットボールの戦略・戦術面の指導の強化を担っていただき、
これからバスケをはじめる選手にもいつか最高の戦術指導ができる環境を共に作っていただきます。
また、川崎スーパーソニックスの戦術面の指導にも取り組んで頂き、私達コーチのレベルアップにも貢献頂きます。
後藤コーチには3月までは現場でも指導いただきますが、それだけではなく、
継続的にブログにて少しでも皆様のお役に立てるように、戦略・戦術面の記事を投稿頂く予定です。
ぜひ、今はないこれからの取組みを楽しみにしていてください。
それではおやすみなさい。
普通じゃない時間(深夜2時)にブログを書いてしまい明日が不安です。
まとめ
普通とは
全体に滞りなく行き届くように行動して作られるものであり、そのコミュニティの中にだけ存在するものである。
自分やそのコミュニティの常識を外部にも求めることは普通ではない。
とValueWorksでは定義したいと思います。
Just Try It.
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