こんにちは。
バリューワークスの赤津です。
年末から年始にかけて、今年は新たな取り組みを始めるため、
改めてジュニア・ユース世代の育成について学び直しています。
1/8に引き続きB.LEAGUEが主催するB.DREAMプロジェクトにて
前田 健滋朗さんのクリニックを学んで来ましたのでレポート致します。
画像 B.LEAGUEホームページより
前田さんが伝えたかったこと
私の解釈になりますが、前田さんが伝えたかった事をまとめますと
オーストラリアに経つまでの自分と
海外を肌で感じ経験を積んだ現在の自分との
『当たり前』の違い
ではないかと思いました。
当初は、「前田さんが感じた世界と日本との当たり前の違い」と書こうと思ったのですが、
改めて前田さんの振る舞いや言葉を振り返ると、
世界に比べて日本がどうのこうの思っている方ではないと感じました。
日本バスケットボール界の力になりたいという、あくまでも一個人の前田さんの成長を、大切なことからわかりやすく説明してくださった貴重な時間だったと思います。
講義はマインドマップでわかりやすく解説
中心にB.LEAGUEを据えたマインドマップは、今まさにプロを目指そうとする若者たちが
どの様な人になるべきかを丁寧に細部まで導く素晴らしい地図でした。
世界と日本のバスケの差は「フィジカル」だとも言われていますが、それ以外にも埋めなくてはいけないものを細分化して伝えてくださいました。
それはつまり、育成年代で何を成すべきかという、選手だけではなくコーチへの道しるべになります。
ERUTLUCの鈴木代表も提唱しておりましたが、代表選手が感じた世界との差は、代表選手やプロ選手だけが変えるのではなく、
育成環境から変わっていく必要があると思っています。
やはり我々のような小さなグループが作る育成環境が成長していくことで、より素晴らしい将来の選手を育むものだと思います。
コーチは選手にどの様な機会を与えるべきか
与えているチームと与えていないチームでは、
10年後にどの様な差が生まれてくるのか。
我々が成そうとする育成環境づくりに大きく影響を与えるインパクトのある内容で非常に参考になりました。
betterである事
B.LEAGUEの塚本さんもツイートしていましたが、今回のコンセプトは「better」であることだったと思います。
自分がbetterになること、
人をbetterにすること。
そのためにどの様な取り組みをしなければならないか。
コーチはどの様な機会を選手に与え支えるべきか。
ポジティブに物事を捉えられているか。
状況が悪い時にポジティブな振る舞いが出来るか。
チームにとって自分は何が出来るのか。
前田さんが掲げたマインドマップは、簡単そうで難しい、理想とされる選手像でした。
その選手像を言語化し、考え方を変え、1日1日積み重ねていくことで人格が形成され、自分の成長が生まれます。
人はどんな自分にもなれるし、変わろうと思えれば変われると思います。
自分が変われば、相手が変わってくれるもの。
参加した選手の皆様、前田さんの様にマインドマップと過去の自分と比べてみてくださいね。
私は、その様な選手が育つ様に育成環境を提供していきたいと思います。
そうそう、選手の皆はノートを取れなかったと思います。マインドマップ覚えてますか?
忘れてしまったら勿体ないです。
前田さんに問い合わせるか、是非私に問い合わせてください。
私なりに解釈した姿で良ければ喜んでお伝えします。
最後に
前田さんからはもっと多くのことを学びましたが、今回はここまでで。
最後に今でも印象に残っている前田さんの言葉を紹介させてください。
私達コーチは、選手を「育てる」のではないと思うのです。
「育てる」のではなく、「育つ環境を提供すること」。
それが我々の役割だと思います。
この言葉に勇気を頂きました。
今後もより良い環境を作るために、皆様と共に歩んで参りたいと思います(^^)
追伸
クリニック終了後に前田さんにお礼に行ったら
「ブログ読ませて頂いてます」
とお言葉を頂き、一瞬で動揺してしまいました(笑)
本当に嬉しかったです。
ご一読頂いて、「いいね!」してくれたり、シェアしてくれたり、感想を伝えてくださる皆様のお陰でブログを書く意欲が湧き続けています。
B.LEAGUEの皆様、いつも素晴らしい学びをありがとうございます!
そして、私が代表して学べる環境をくれているバリューワークスコーチ、保護者、選手の皆様、本当にありがとうございます。
Just Try It.
Be a Great Player.
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