こんにちは!赤津です。
前々からお伝えしていた通り7月29日から8月10日(11泊13日)まで、
小1の長女を連れてロサンゼルスにバスケットボールを学びに行ってきました。
(実際のキャンプは9日間)
竹原勝也さん(以下、竹さん)が毎年開催する「elite-8 LA Basketball Camp」に参加させて頂きました。
私が今回このキャンプに参加した目的は「小学生(特に低学年)クラスへの指導法」を学ぶためです。
結果的に大きな収穫を得ることが出来ました。
今回のキャンプを数字で見てみると如何に濃いキャンプであったかをお伝えすることが出来ます。
9日間の間に
・9つのジムを回る
・6組織からバスケを学ぶ(コーチの数はその数倍)
・トレーニング日は6日間
・把握しているだけでバスケに費やした時間は2,685分(44時間45分)!
・一日平均448分(7時間30分)
・移動時間は西から東へ数知れず・・・
・空き時間に回ったスポーツショップは10以上(滞在時間は5分程度という速さ)
どうでしょう。これまでの人生の中で、この短期間に9つもジムを回ったことはありません(笑)
それもロサンゼルスです。国内でさえ私一人の力でそんなことをすることは難しいです。
ただ足を運ぶだけなら出来ますが、バスケを学ぶためにこれだけのジムを回ることは困難だと思います。
そんな環境を構築し、道を開いてくれた竹さんには本当に感謝です。
余談ですが、これだけの時間をバスケに打ち込んでいて、それ以外にゆとりがないのに、お昼ご飯はジムに届くし、
洗濯物だって乾いた状態で戻ってくる。私たちがバスケを学んでいる間にです。
その行動から竹さんの目的は私達とは似て非なるものであることを感じました。
先駆者とは多くの困難を目の当たりにし、血を流しながら道を切り開いていく人。
そして、次の人が通りやすいように、道を開き、整備していく。
「早く俺を追い越せ(待たないけど)」
と言っているかのようなその行動に、自分の中のコーチとして目指すべき姿を見つけることが出来ました。
その道の存在を教えてくれたT’s Factory代表の廣畑知也さん。
今回は共に学びながら、引率した多くの子供達だけではなく私や娘をサポートしてくれました。
本当にありがとうございました。
運転から現地コーチの通訳、竹さんのアシスタントまで身を粉にしてこのキャンプを支えてくれた四倉大地さん。
言葉に不自由でコミュニケーションに不安を感じていた娘を精神的にささえてくれました。
おかげで娘は急成長しました。本当にありがとうございました。
そして、教員である3名のコーチにも心から感謝です。
香川県は英明高等学校女子バスケットボール部アシスタントコーチの井上望先生。
全国大会の常連校の伝統が途絶えることが目立ってきた近年において、
英明高校にもその波が押し寄せたことが、今回の渡米に繋がったそうです。
娘がとてもなついてしまい、ご負担をお掛けしてしまいましたが、
おかげで娘により楽しいキャンプを経験させることができました。
岡山県から参加した、安藤龍太先生。とても熱心に勉強されていました。
宿舎が違ったので多くは語れませんでしたが、その姿から「子供たちのために自分が成長するんだ」
という意思が見て取れたように感じます。
毎日の朝食では私の娘に気遣い声をかけてくださいました。
神奈川県から参加した山本亮介先生。その姿から判断できないほどのキレッキレの動きでした(笑)
「子供たちにデモンストレーションを見せるために自分が上手くなる」というその姿勢。
先に帰国してしまいましたが、娘が「やまもっちゃんはもう日本についたかな?」と気にするくらい
娘をサポートしてくれました。
ちなみに望先生が帰ってからは「のんちゃんは今飛行機かな?」に代わってました(笑)
最後に元エクセレンスの選手で現在は仕事の傍らスキルトレーナーを目指す金山英宣さん。
要点をつく無駄の無いマシンガントークはお見事でした。
近所なので今後も飲んだり一緒にバスケすることが増えるかもなんて期待しています(笑)
また娘に超高い高いしてくださいw感謝!
行動をしたことで「子供たちのために」と行動する同志と呼べる人達に出会えたことが
自分への最高のお土産です。
そして、学んだことを日本のコーチや子供たちに伝え、より日本のバスケを底上げしていきたい。
いつか、自分の教え子がより多くの人に感動や喜びを与えるこどが出来たら、自分の人生は良いものになるのではないかと信じています。
スポンサーリンク