「良い選手を目指すこと(To be good player)」
です。
けして「上手い選手」や「強い選手」ではありません。
ましてや「チームの勝ち負け」でもありません。
あくまでもバスケットボール選手として、個人の総合的な成長にフォーカスした言葉でした。
そのために必要なことをJWは続けて子供達に語りかけました。
「計画を持ちトレーニングに臨む事」
そして、計画を実行するにあたって、1番大切なことをJLは教えてくれました。
「情熱を持ちトレーニングに取り組む事」
LAのコーチがその振る舞いから伝えてくれたことは、けして「試合に勝つこと」ではありません。
(今から15年も前にミニバスを指導していた私は
「そんなんじゃ試合に勝てないぞ!」
とよく子供達を叱ったものです(汗)
ああ、おそろしや、、、)
JLは、初めてJLに対面し、緊張しきった子供達にこう伝えました。
「本当に良い選手になりたいのか?」
「君たちからは情熱を感じない(緊張しきっているので)。」
「コーチは君たちが良い選手になることをサポートすることしか出来ないんだ」
「『情熱』が『成長』を産み、成長が『成功』に導くのだよ」
その後の子供たちの人が変わったような情熱は忘れられません。
「コーチは君たちが良い選手になることをサポートすることしか出来ないんだ」
JLの言葉と情熱的な振る舞いに、選手に自分の情熱を灯し続けるような、コーチとしての在るべき姿を見たような気がします。
さて、LAコーチに共通していた心構え。
それは「コーチは選手が良い選手になるための手段である」ということです。
けして「自分の名声やプライドを守るため」や「チームを勝たせ続けること」ではありません。
プロではない育成段階では勝った負けたにとらわれず、
目の前のプレーヤー、1人1人の成長を考え、情熱を絶やさせることなく、
自分が与えられるゴールまで選手を導く手段であるということ。
選手がより良い選手になるために建てた計画を達成するために選択する1つの戦略として、コーチが存在しているのです。
なぜ、私がそう感じたのか。
それは、2人が子供達に投げかけた
「良い選手を目指すこと(To be good player)」
という言葉の裏を返すと
「俺達はバスケスキルだけを教えているのではなく、選手を良い選手に導くために存在しているんだ」
という、コーチ達に対するメッセージが浮かんでくるからです。
Pete Rivasが主催したNIKEキャンプではその心構えを象徴するような面白いゲームルールがありました。
シュートを決めた選手がアシストした選手を称え、
シュートを決めた選手をチーム全員で称えなければ得点にならないというルールです。
これは、「得点を決める」ことや「勝ち負け」は目的ではなくあくまでも手段となり、
仲間のプレーに敬意を払い、声を出し、全身で喜びを表現する、
まさに「良い選手」に必要なアクションを身に着けさせることが目的となるゲームルールでした。
コーチは選手が目標を達成するための計画の1部でしかないという考え。
従って、戦略として選んでいただけるように学べることを明確にし、自分自身も常に学び、計画を立て、提供出来る手段を常に磨いていく事が重要であると考えます。
何が教われるのか分からなかったら、選手の計画の1部には成りえないですよね。
選手が「良い選手」を目指すのであれば、コーチは「良いコーチ」を目指すべきではないでしょうか。
そのために計画を立て、PDCAを回していく必要がありますね。
Value Worksでは「良い選手」を育成するための「良いコーチ」育成も進めていきます。
そう、まずは自分からですね(笑)
「良いパパ」も並行して目指して行きたいと思います^ ^
(もちろん、お酒も飲みますし、人生を楽しんでいきますよw)
ちなみに私は子供がある程度自立するまでは保護者こそが最高のコーチと考えています。
自立した後は最高のブースターであってほしいと願っています。
だから、今後も家族参加型のワークアウトは継続して行きたいと思います^ ^
今後、子供達を自分が与えられるゴールに導くために、その道のりを分解し、積み上げる形で
指導を体系化して行きたいと思います。
これがValue Works第2期の一つの目標になると思います。
山貝コーチ、ダンナコーチ、ゆきおコーチ、ご協力何卒よろしくお願いします!
LAの良きコーチに触れたことで、私の情熱もMAXまで高まっております。
この勢いで第2期の事業計画を書き上げたいと思います!
JUST DO IT!
本当に皆笑顔が素敵。
コーチ達からは気配り、心配りも常に感じられたキャンプでした。
NIKE CAMPの締めは、選手1人1人にフィードバックと表彰。
これ、親としても凄く嬉しいんです。
Peteが提供する仕組みは本当に素敵。