こんにちは。ValueWorksの赤津です。
フェイスブックでこのような記事を見かけたので、スクールの育成方針を交えて考えを書きます。
井上さんが川村選手をエゴイストと認めてしまった箇所があり、影響力のある人の言葉の力は怖いので、書かずにはいられなくなりました。
スラムダンク大好きです。
井上さん大好きです。
井上さんに間違えられた事もあります(笑)
さて、話を戻します。
言葉の力は恐ろしい。
エゴイストに潜むネガティヴなイメージ。
利己主義者。
過去にはスラムダンクでセルフィッシュという言葉も流行りましたよね。
でも、攻めることはエゴイストなのでしょうか?
私は逃げるパスを出す人こそエゴイストだと子供たちに伝えています。
逃げるパスをだして責任を相手に押し付けて、ミスになってがっかりさせるプレーに観客は価値を見出さないからこそ利己的とも考えられます。
その想いをスクール育成方針の
Go to the Rim.
色々な考え方がありますが、私は攻める事がエゴイストと呼ばれ選手が攻めなくなる事が指導者や観客のエゴかなと考えてます。
個人で攻められる力を身につけさせられない事も、指導者の経験不足だと考えています。
私は経験不足なので、アメリカまで足を運び、必死に学んでいます。
アメリカでは育成段階ではフリーのシュート以上にデフェンスに挑んでいく事が大切だと学びました。
攻める事は挑戦する事です。攻める事は利他的なことだからこそ、観客に価値あるプレーを観てもらえると思います。そして、そこにあるのは成長のみです。
失敗なんてありません。
失敗は自分や指導者や保護者が決める事です。
失敗だと決めつけてしまった時、それこそが失敗を生むきっかけになります。
でも、価値観は人それぞれ。
そんな価値観をビジョンで結びつけ、価値観を共有する事が、チームやスクールには必要だと考えています。
恐ろしいもので、自分の子供の成長を考えて入れたクラブだったはずなのに、監督の価値観に流され
「パスしろ!パスしろ!」
と叫ぶ保護者が生まれてしまうのです。
監督に気に入られる事が目的にすり替わってしまうパターンです。
それだけ指導者の価値観は重要なんです。
皆様には是非、選手や自分の子供がボールを持ったら
アタック!ゴー!
と叫んで頂きたいです。
「だって下手だしみんなに迷惑がかかる、、、」
ノーノー。
その考えこそ子供の成長に価値を与えない、子供の成長を阻害する利己的な考えです。
自分の保身を優先するエゴイストと私は考えています。
ValueWorksの価値観、それは
Go to the Rim.
です。
アタックに喜びを感じられる環境があれば、それはけしてエゴイストではありません。
なるほど、ここまで書いて思いましたが、
川村選手がエゴイストと呼ばれるのは日本の価値観、文化がそうさせるのでしょう。
確かに仕事でも、自ら挑戦せず、人の失敗を叩き、うまく立ち振る舞う人が何故か出世していたりもします。
そして、成長過程だったはずの組織の成長速度は鈍り衰退の一途を辿ります。
経営者が未熟な組織はそのような罠に陥りがちです。
だとしたら、バスケ界においてはB LEAGUEの選手にこそ、その価値観を変えてもらいたい。
プロといえど文化が未熟なプロですから、うまく立ち振る舞おうと思わず、どんどん挑戦してミスして成長する姿を子供たちや私たちに見せつけて欲しい。
そこに価値があると思いませんか?
攻める事はチームにも観客にも価値をもたらす事です。
逃げるな!攻めろ!
そこから成長が始まると信じています。
ステフのこのパス。
これこそパスです。
For youです。
自ら攻めて、確実に点を取るためにパスを出す。
より確率の高いシュート。
それがパスです。
私は攻めてシュートを外したら
ナイス!
と喜んじゃいますよ^ ^
ドリブルで仕掛けてスティールされても
ナイストライ!
と拍手しちゃいます。嬉しくて。
だから、ValueWorksではアタックする事は利他的な価値を生み出す事なのです。
Awayは良いけど、
RunawayはNGです。
けしてアタックはエゴイストではありませんので、何卒よろしくお願い致します。
そんな文化を根付かせていきたいです。
それでは今日も
Just Try It.
明日は1日フリーで、深夜にフライトです。