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バスケットボールのボールサイズ!最適なボールの大きさや違いを解説

2022.9.13

バスケットボールボール

バスケットボールに欠かせないものはたくさんありますが、その中でもボールがないと競技としてもスポーツとしても成り立ちません。つまり、バスケットボールにボールは必須となるわけです。

 

しかし、実はバスケットボールで使用されているボールそれぞれに種類があり、プレイヤーの年齢などによって使用されるものも変わります。事実、バスケットボールはその大きさによっても区別されるのが特徴です。

 

そこで、今回はそれらバスケットボールのボールサイズについて解説します。これらボールの大きさを知ることで適切なボール選びもできるようになるので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです!



バスケットボールのボールの種類

バスケットボールボール

バスケットボールではいくつかのボールが採用されています。人によっては「全部同じ種類じゃないの?」と思うかもしれませんが、実はそれぞれボールも異なります。使用されている素材によってボールの質も変わるため、そこは的確なボールを選びたいところです。

 

間違ったボールでプレイすると事故や怪我の原因にも繋がりますし、プレイにも影響が出てしまいます。そこは適切な種類のボールを選ぶようにしておきましょう。以下、簡単にバスケットボールで使用されるボールの種類をまとめます。

 

  • ①天然皮革のボール
  • ②人工皮革のボール
  • ③ゴムのボール

 

他にもバスケットボールで使用されるボールには種類もあるのですが、大きく分けるとこれら3つの素材から製造されているものに分けられます。では、ここからさらにそれらのボールについてまとめます。

 

1.天然皮革のボール

天然皮革のボールはバスケットボールの中でも国際試合や全国大会、トップリーグなどで使用されているボールです。いわゆる公式で使用されているボールの多くがこれら天然皮革のボールとなります。

 

天然皮革のボールはグリップ力に優れており、扱いやすいボールとして広く認識されています。特に体育館などの屋内用として使用する際は天然皮革のボールがおすすめです。

 

2.人工皮革のボール

人工皮革のボールはバスケットボールの中でも練習やトレーニングなどで使用されているボールです。いわゆる学校などで見かけるボールの多くがこれら人工皮革のボールとなります。

 

人工皮革のボールもグリップ力に優れており、どのようなシーンでも取り入れやすいボールとして広く認識されています。天然皮革のボールよりリーズナブルという点から、多種多様な場面で使用されるボールとなっています。そのため、一般家庭でバスケットボールを楽しみたいという場合も人工皮革のボールがおすすめです。

 

3.ゴムのボール

ゴムのボールはバスケットボールの中でも気軽な遊びなどで使用されているボールです。リーズナブルという点はもちろん他のボールと比べて比較的簡単に手に入ることから、一般家庭で使用されていることも少なくありません。

 

ゴムのボールは耐久力に優れており、長持ちするボールとして広く認識されています。中でもストリートなどの屋外用として使用する時はゴムのボールがおすすめです。ゴムのボールであればコンクリートやアスファルトの上でもプレイしやすいため、状況によって使い分けるのが最適かもしれません。

 

4.パネルの数も2種類

バスケットボールに採用されているボールは「パネル」と呼ばれる面で構成されています。主にそれらボールのパネルは8枚のものと12枚のものがあり、それぞれ使用されるシーンも区別されています。

 

例えば、8枚パネルのボールは小学校や中学校、高校などで使用されることが多いです。これら8枚パネルのボールはベーシックなデザインとされ、その歴史も古いのが特徴となります。

 

その一方、12枚パネルのボールは大学などで使用されることが多いとされています。これら12枚パネルは2004年のルール変更・改定により認められたもので、昨今は12枚パネルのボールも度々使用されているのが特徴です。




バスケットボールのボールサイズ

バスケットボールボール

ここからはバスケットボールのボールサイズについて見ていきましょう。ちなみに、バスケットボールで使用されているボールにはいくつかのサイズが存在しており、それぞれ使い勝手も変わります。そこは適切なボールサイズも知っておくことが大切です。

 

サイズ 周囲 直径 重量 クラス
7号 約74.9~78cm 24.5cm 567~650g 公式用・中高大用(男子)
6.5号 約74.9~78cm 24.5cm 567~650g 公式用・中高大用(NBA)
6号 約72.4~73.7cm 23.2cm 510~567g 中高大用(女子)
5号 約69~71cm 22cm 470~500g 小学校用
4号 約65~67cm 21cm 280~300g 小学校用
3号 約56.8cm 18.1cm 300~340g 別競技用
2号 約47cm 15cm 168~250g 観賞用
1号 約42cm 13.5cm 150~180g 観賞用
例外 約72~74cm 23.2cm 580~620g 3×3用

 

ここでまとめたものが主にバスケットボールで使用されているボールサイズとなります。ただし、6号以上の大きいボールなのか5号以下の小さいボールなのかで使用される状況も変わります。

 

簡単に表現するなら「6号以上=大人用」「5号以下=子供用」と認識しておくとわかりやすいかもしれません。これらは細かく分けるとより用途も変わるのですが、まずは6号と5号で使途が大きく変わるとだけでも覚えておきましょう。

 

6号以上のボールサイズは大人用

基本的に6号以上のボールサイズは大人用とされます。事実、NBAでは6.5号が採用されており、JBAにおいても同様のサイズのボールを使用することが多いです。これらはオフィシャルなゲームでも使用される他、一般的なボールとして広く採用されているのが特徴です。

 

特に日本では男女の体格差を考慮して「7号は男子」「6号は女子」というように使い分けられていることもあります。このように体格だけでなく性別によってもボールサイズというのは変わります。

 

それも「誰もが対等に楽しめるスポーツ」であるバスケットボールならではの配慮と言えるかもしれませんね!

 

5号以下のボールサイズは子供用

基本的に5号以下のボールサイズは子供用とされます。実際にミニバスなどで使用されているボールは5号以下のものが主流となります。例えば、ミニバスでは4号のボールや3号のボールが採用されることも多いです。

 

中でも小さな子供たちが大きなボールを扱おうと思うと大変なので、それら子供たちの体格に配慮したボールということで5号以下が採用される傾向にあります。

 

3×3ではまた別のボールが使用される

2020年の東京オリンピックで正式種目とされた3×3(スリーエックススリー)では、通常のボールサイズとは違うボールが採用されています。

 

これら3×3では直径こそ6号球と同等のものを使用するのですが、やや重く作られているのが特徴です。実際にその重量は7号球とほぼ同じとされており、通常のバスケットボールとはまた別物のボールとされています。

 

今後は3×3もバスケットボールを盛り上げてくれる競技の1つとなるだけに、それらのボールサイズについても把握しておくとよりバスケットボールを楽しめるのではないでしょうか?

 

例外として趣味用もある

例外として、飾っておくためのボールというのもあります。例えば、記念品などとして製造されている2号や1号のボールは単に飾って楽しむというものも少なくありません。

 

これらは赤ちゃんが遊ぶためのボールとしても使用されるなど、その用途は競技としてというよりも趣味の範疇となりそうです。そのような例外としてのボールサイズもあるので、併せて覚えておくと良いかもしれません。




まとめ

バスケットボールでは主に6号以上のボールが使用される一方、ミニバスなどでは5号以下のボールが使用されます。ただし、3×3ではまた別の基準で作られているボールを使用するのが特徴です。そこは使用されている素材によってボールの種類も変わるので注意しましょう。

 

ちなみに、バリューワークスではバスケットボールに関するスクールを運営しています。当スクールではバスケットボールの基礎から応用まで優しく指導しているので「バスケットボールをやってみたい」という方はぜひ気軽にお問い合わせください!



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