バスケットボールのユニフォームの規定!番号や色のデザインと服装のルール【2022年度版】
バスケットボールをプレイする際、基本的に服装は自由で構いません。しかし、公式試合などはユニフォームに関する規定もあり、そのルールに則った服装を守らなくてはなりません。
それら正しいユニフォームを着用していないと最悪の場合は試合に出られない可能性もあります。事実、公式のルールブックにおいてもユニフォームの規定に関してはきちんと明記されています。
今回はそれらルールブックから、バスケットボールのユニフォームに関する規定をわかりやすく解説します。特にここではバスケットボールの服装に関するルールを説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※当記事では2022年度版のルールブックを参考にしています。
バスケットボールの服装にルールはある?
そもそも「バスケットボールの服装は?」と聞かれて「これ」と答えられる人は意外と少ないかもしれません。事実、サッカーや野球のようなスポーツはユニフォームもイメージしやすいですが、バスケットボールに関してはもやもやっとしか想像できない人も多いはずです。
ただ、結論を先に言うとバスケットボールにおいても服装のルールはちゃんと決められているのが特徴です。
むしろそれらユニフォームについての規定を守らないと公式試合などではNGとされるので、きちんと服装については守らなくてはなりません。遊びで楽しむ分にはどのような服装であっても注意されることはありませんが、競技として行うならユニフォームについても把握しておくことが重要です!
バスケットボールのユニフォームの規定
ここからは実際にバスケットボールのユニフォームの規定について見ていきましょう。中でもここでは公式のルールブックに記載されているバスケットボールのユニフォームの規定についてまとめます。
これを知っているのと知らないのとではバスケに対する理解度も変わってくるので、ぜひ細かな規定についても把握して思いっきりバスケットボールをプレイしましょう!
1.服装に関する規定
まずは服装に関する規定について見ていきましょう。
1-1.シャツはパンツの中に入れなければならない
バスケットボールでは着用するシャツをパンツの中に入れなければならないというルールがあります。そのため、常に試合中はシャツをパンツの中に入れた状態でプレイしなくてはならないわけです。
ただし、上下セットになったオールインワンの着用は公式でも認められています。要は上下のシャツとパンツが一体化されていればOKということになります。
国際大会ではそれらシャツとパンツの規定が決められているので注意が必要です。その一方、男子は別なものの女子については国内大会に限りシャツをパンツの外に出すようデザインされたものを使用しても良いとされています。
1-2.シャツの下にTシャツを着てはならない
バスケットボールにおいてはいかなるスタイルであってもシャツの下にTシャツを着てはならないと定められています。
これは「いかなるスタイルであっても」という前置きがあるほど、強く禁止されているわけです。そのため、公式試合などでは中にTシャツを着ないよう注意しておきたいです。
1-3.シャツは2セット以上用意しておかなければならない
バスケットボールではシャツを濃淡合わせて2セット以上用意しておかなければならないというルールもあります。
これにはしっかりと意味もあって、プログラム上最初に記載されているチーム(ホームチーム)は淡色のシャツを着用して、2番目に記載のあるチーム(ビジターチーム)は濃色のシャツを着用すると決められているためです。
そこはホームチームなのかビジターチームなのかで使い分けなくてはなりません。
1-4.シャツの袖は肘より上まででなければならない
ユニフォームの中でもシャツの袖は基本的に肘より上まででなければならないとされています。
1-5.バンドは一定の大きさでなければならない
バスケットボールではバンドの着用が認められているものの、それらバンドは一定の大きさ(最大で幅10cmまで)でなければならないという規定があります。それでいて繊維素材でできたものでなければなりません。
1-6.パンツの袖は膝より上まででなければならない
同じくユニフォームの中でもパンツの袖は基本的に膝より上まででなければならないとされています。
1-7.ソックスは常に見える状態でなければならない
バスケットボールではソックスの着用も認められているのですが、それらソックスは常に見えている状態でなければならないという規定もあります。こちらも繊維素材でできたものでなければなりません。
2.番号に関する規定
次に番号に関する規定について見ていきましょう。
2-1.前面と背面に整数の番号を付けなければならない
バスケットボールのユニフォームには前面と背面に整数の番号を付けなければならないとされています。その規定は以下の通りです。
- ・前面の番号の高さは10cm以上とする
- ・背面の番号の高さは20cm以上とする
- ・番号の幅は2cm以上とする
- ・番号は0もしくは00及び1~99のいずれかを採用する
以上の決まりを守った上で、番号ははっきりと見えるものでなければならないとされています。
2-3.チームのプレイヤーは同じ番号を使用してはならない
番号に関しては既定の数字であれば何を使用しても問題ありませんが、チームのプレイヤー同士で重複することは認められていません。事実、公式ルールブックでもチームのプレイヤーは同じ番号を使用してはならないとされています。
2-4.スポンサーは番号から5cm以上離さなければならない
バスケットボールのユニフォームにはスポンサーの広告や商標、ロゴマークを付けることもあります。これらスポンサーに関しては番号から5cm以上離さなければならないというルールもあるので注意したいところです。
3.色に関する規定
最後に色に関する規定について見ていきましょう。
3-1.シャツとパンツは同じ色でデザインされたもの
原則としてバスケットボールではシャツとパンツは同じ色でデザインされたものと決められています。そのため、上下バラバラの色で公式試合に参加することはできません。
3-2.ソックスはメンバーと同じ色でデザインされたもの
バスケットボールにおけるソックスはメンバーと同じ色でデザインされたものと定められています。これらは同一チームのプレイヤー同士で統一しなくてはならないことを覚えておきましょう。
3-3.バンドはメンバーと同じ色でデザインされたもの
バスケットボールにおけるバンドもメンバーと同じ色でデザインされたものと定められています。これらも同一チームのプレイヤー同士で統一しなければならないことを忘れないようにしたいです。
3-4.番号は他の服装と区別できるデザインのもの
例外として、番号に関しては他の服装と区別できるデザインのものを選ばなくてはなりません。バスケットボールでは基本的に服装を統一するという大前提があるのですが、番号に関しては目立つものとしなければなりません。
そこは他のシャツやパンツと同系統の色となってしまわないように配慮が必要です。要は番号をわかりやすく記載することが求められているということになります。
まとめ
バスケットボールにはユニフォームの規定がいくつか存在します。これら服装に関するルールは公式試合などで適用されます。そのため、普段の遊びなどで行うバスケットボールに関してはどのような服装をしても良いでしょう。その一方、ルールブックでは細かなところまで規定されているので、今一度確認しておくのが賢明です。
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