バスケットボール選手の身長の最高と平均は?背が低い人でもプロになれる?
バスケットボール選手は身長が高い人ばかりで、NBAには身長200cm超の選手がたくさんいます。日本のバスケ選手であっても身長が高い人は190cmを優に超える選手がいっぱいいます。中には230cmを超える規格外といえる選手もいるのだとか!
では、具体的にバスケットボール選手の身長の最高と平均はどれくらいなのでしょうか。今回の記事ではバスケ選手を目指す人が知っておきたい最高身長と平均身長について解説します。記事の最後には背が低い人でもプロで通用するのかという点についても説明するので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
バスケットボール選手の最高身長は?
バスケットボール選手の身長に関しては総じて高いのが特徴です。そもそもバスケは頭上に置かれているゴールにシュートを決めるスポーツということもあり、必然的に背の高い選手が活躍しやすい競技となっています。
では、世界最高身長のバスケットボール選手はどれくらい大きかったのでしょうか。ここでは身長230cm前後のバスケ選手をピックアップして紹介します!
- ①孫明明選手:236cm
- ②ジョージ・ミュアサン選手:231cm
- ③マヌート・ボル選手:231cm
- ④岡山恭崇選手:230cm
- ⑤姚明選手:229cm
公式・非公式で確認されているだけで、実にこれだけの高身長バスケ選手が存在します。過去にはもっと大きな人もいたかもしれませんが、現存する選手たちの中では彼らがバスケットボール史上最高身長の選手だと言われています。その身長はみんな230cm前後と超巨大です。
まさにバスケットボール業界の超大型巨人と言えるでしょう!
実際にバスケ選手史上最高身長を誇るのは中国出身の孫明明選手と考えられています。彼は身長236cmという驚異の身長で知られており、Bリーグの三遠ネオフェニックスの前身となったチームでプレイしていました。チーム加入時は現存する選手において、世界で三番目に背の高い選手だったとされています。その高身長ゆえに背伸びしただけでダンクシュートができたのだとか。同じく中国出身の姚明選手も身長229cmと、中国には以外にも高身長のバスケ選手が存在していることがわかります。
また、バスケの本場として知られるNBAにおいても、それぞれ身長231cmを記録していたジョージ・ミュアサン選手とマヌート・ボル選手が存在していたとされています。かれらは業界でも有数のビッグマンとして知られており、NBAでも圧倒的な存在感を放っていました。
その他、日本人では230cmを超えていた岡山恭崇選手も長身のバスケ選手だったことで知られています。彼は日本人バスケットボール選手史上、歴代最高身長となる230cmをマークしています。もともと柔道など他のスポーツをやっていた彼は大学生の頃からバスケットボールを始め、プロ1年目から日本リーグのリバウンド王にも選出されたくらいです。それだけでなく3年目にはNBAからドラフト指名されるなど、海外でも注目を集めた人物でした。
ただ、当時はNBAに加入するとオリンピックに出場できなかったこともあり、彼はNBAに加入することもなかったのだとか。もし加入していたら、間違いなく日本人最高身長のNBA選手となっていたでしょう!
バスケットボール選手の平均身長は?
具体的にバスケットボール選手の平均身長を計測することは難しいのですが、おおよその平均では男子が190cm前後で女子が170cm前後とされています。
日本にいる全バスケ選手の身長を計測するのは厳しいのでなかなか平均を割り出すことができないのですが、男性も女性も通常の男女平均身長の約20cm~30cmほど高いと言えます。そのため、プロとして活躍するには最低でも男子で約190cm前後、女子で約170cm前後が必要となるのではないでしょうか。
ただし、人によって身長というのはまったく違っていて、こればかりはコントロールできるものではありません。そのため、どうしてもプロになりたいという方の中には身長に関係なくプロとなり、あのNBAで活躍した日本人選手もいます。
例えば、NBAにも所属していた富樫勇樹選手は身長167cmと小柄です。
NBAの平均身長は約200cmと言われているので、実に30cm~40cmほど低い身長で戦っていたことになります。ただ、これは逆に言えば「バスケは身長が低くても戦える」ということの証明でもあります。どうしても「バスケ=高身長でなくてはならない」という印象があるものの、歴代日本人NBA選手の中には身長170cmにも満たない人が活躍していたのです。
今も身長160cm台でありながら活躍している日本人プロバスケットボール選手は存在します。
背が低い人でもバスケ選手になれる?
背が低い人の中には「バスケ選手になれない」と諦めてしまっている人もいるかもしれません。しかし、前述の通り、身長が平均より低くても活躍しているプロのバスケ選手は多々存在します。
それどころか富樫勇樹選手のように身長など関係なくNBAに所属して戦っていた選手もいるくらいです。
そういった意味ではバスケットボールに身長など関係ない……とまでは言えないものの、身長で夢を諦める必要はないと言えるでしょう。現にNBAで活躍した日本人は数えられるほどしかいないものの、その中に身長の低い選手が実在しています。これは日本バスケットボール業界においても快挙と言えるのではないでしょうか。
もちろん、身長が高いほどシュートだけでなくリバウンドなどでも有利に働きます。しかし、小柄な体格を持っている方は逆にその機動力や瞬発力を活かして戦うこともできるということです。こればかりは本人の努力次第で、プロへの道も切り開けると言えるのではないでしょうか?
まとめ
バスケットボール選手にとって身長は武器となります。しかし、高い身長だけが武器になるのではなく、身長が低いことを逆手に取って活躍している選手もいます。そのため、バスケットボール選手は身長だけで判断できるほど簡単なスポーツではないとも言えます。当然、身長を理由にプロを諦める必要もありません。
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