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バスケットボール選手の怪我の原因とは?怪我をしないための予防対策

2022.11.10

バスケットボール選手怪我

バスケットボールはコンタクトスポーツということもあり、怪我をしやすい競技の1つとされています。実際にバスケをやっている方であれば、怪我をすることも一度や二度ではないかもしれません。

 

では、バスケットボール選手はどのようなことが原因で怪我をしてしまうのでしょうか。今回はバスケ選手の怪我の原因についてまとめます。また、怪我をしないための予防対策としてできることについてもまとめるので、バスケをやっている方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。



バスケットボール選手によくある怪我

バスケットボール選手に限らず、スポーツに怪我はつきものです。しかし、選手同士の接触を避けられないバスケ選手は他の競技と比べても怪我が発生しやすいのが特徴です。

 

では、どのような怪我が頻発するのでしょうか?

 

  • ①頭・顔の怪我
  • ②足・足首の怪我
  • ③膝・関節の怪我
  • ④その他の怪我

 

怪我をするかどうかはもちろん怪我の種類は選手によって千差万別なので、一概に「これ」とは断言できません。しかし、ここで挙げた怪我に苛まれるバスケットボール選手が後を絶ちません。バスケ選手の中にはこの怪我によって引退を決意した方もいるほどです。

 

1.頭・顔の怪我

バスケットボール選手は頭や顔に怪我を負うことが多いです。

 

特に競技の特性上、頭や顔の接触も少なくないのがバスケというスポーツです。実際に頭部や顔面が衝突してしまうことで頭や顔の骨を骨折してしまうというケースがあります。場合によっては鼻骨骨折や頬骨骨折など、突起した骨が折れてしまうこともあるのでプレイの最中は十分に気を付けておきたいです。

 

それでいて脳震盪にも注意が必要です。アメフトやラグビーなど激しくぶつかり合う競技と比べるとバスケットボールは脳震盪になる確率もそこまで高くはありません。しかし、相手選手との激突によって転倒してしまうこともあり、その拍子に床に頭や顔を叩きつけられてしまうこともあるわけです。その際、脳震盪を引き起こすことも稀にあります。

 

このようにバスケ選手は頭・顔の怪我のリスクにも備えて対応することが求められるわけです。

 

2.足・足首の怪我

バスケ選手は足や足首に怪我を負うことも少なくないです。

 

中でも常にコート内を攻めては守る競技の特性上、足や足首を痛めてしまうことも多いのがバスケットボールというスポーツとなります。事実、足や足首における怪我としては足関節靭帯損傷(捻挫)やアキレス腱断裂などがあります。

 

足関節靭帯損傷(捻挫)はバスケでも最も発生しやすい怪我の1つとされ、バスケットボールをするならほぼ必ず一度は体験する怪我と言えるでしょう。これは軽度であれば自然治癒しますが、重度であれば関節そのものが不安定となり、二次被害を引き起こすこともあります。

 

また、アキレス腱断裂も深刻な状況となる場合があり、何度か断裂していると再断裂の可能性も高まります。そのため、保存的治療だけでなく手術治療も視野に入れて対応しなくてはなりません。

 

このようにバスケットボール選手は足・足首の怪我のリスクにも対応できるよう警戒しておきたいです。

 

3.膝・関節の怪我

バスケットボールでは膝や関節の怪我も発生するのが特徴です。

 

例えば、頻繁に発生する怪我としては前十字靭帯損傷、半月板損傷などがあります。バスケの試合・練習では常に膝に負荷がかかっている状況となり、強く踏み込んだ瞬間に膝・関節を痛めてしまうことがあります。

 

サッカーや野球でも前十字靭帯損傷や半月板損傷は発生しますが、バスケットボール選手はその比ではありません。だからこそ、プレイする際は膝や関節にあまり負担をかけないよう心がけておきたいです。

 

その他にも離断性骨軟骨炎と呼ばれる怪我も発生します。これは10代に多いと言われているため、子供の頃からバスケ選手を目指している方は要警戒です。これは関節内の軟骨下骨が剥離してしまう怪我の一種で、放置すると危険です。

 

このように膝・関節への負担もあるからこそ、プレイをする際は入念な予防対策が必要となります。

 

4.その他の怪我

例外として、練習のしすぎによる疲労骨折などもバスケでは起こりやすいです。

 

骨折とまではいかないものの常に負荷がかかることで疲労が蓄積し、骨折した状態となるのが疲労骨折の特徴です。バスケットボールは試合でも練習でも常に走り込むトレーニングが行われますが、負担をかけ続けた場合は疲労骨折してしまう恐れもあるということを覚えておきたいです。

 

特に子供は骨の形成も大人と比べて未熟なため、過度な練習をしすぎるのは避けておきましょう。




バスケ選手が怪我をしないための予防対策

バスケ選手が怪我をしないためにはきちんとした予防対策が必要となります。特にバスケットボール選手に怪我はつきものなので、怪我をしないための方法を知っておくことはとても重要です。

 

  • ①日頃のトレーニング
  • ②十分なストレッチ
  • ③自分に合う道具
  • ④適度な休息

 

怪我をしないためには日頃のトレーニングと十分なストレッチ、自分に合う道具を選ぶこと、そして適度な休息を取ることが大切です。

 

1.日頃のトレーニング

バスケットボール選手の練習量は他のスポーツと同様にかなり大変です。もちろん、トレーニングは単にバスケがうまくなるように行う意味もあるのですが、怪我をしない心身を作るという意味も含まれています。

 

バスケットボールのようなコンタクトスポーツは常に体と体、心と心がぶつかり合う競技なので怪我も発生しやすいです。それに耐えうる心身を日頃から作っていくことが怪我の予防対策となります。

 

まずは相手選手と接触しても怪我をしないフィジカルとメンタルを鍛えていくことが重要となるでしょう。

 

2.十分なストレッチ

バスケ選手として戦うなら十分なストレッチを行うことも忘れてはなりません。もちろん、言われなくてもわかっている方が大半だと思いますが、ストレッチでケアをするだけで肉体や精神の疲労も軽減できます。

 

これは怪我の予防対策となるだけでなく、自分自身のパフォーマンスを向上させることにも繋がります。

 

そのため、試合前や試合後はもちろん練習前や練習後も欠かさずストレッチを行いましょう。過度なストレッチは逆効果とも言われていますが、適度なストレッチはむしろ怪我を回避するために必須です。

 

3.自分に合う道具

小さな子供に多いのですが、自分に合わない道具を選んでしまっているという場合もあるかもしれません。

 

例えば、親御さんがお子さんに道具を買ってあげる際「すぐに大きくなるから」と大きめのシューズを与えることもあるかもしれません。しかし、骨格に合わない道具を使用すると上達に影響が出てしまうだけでなく、怪我をするリスクも高くなってしまいます。

 

これは大人にも言えることなのですが、自分に合う道具を使用するというのはとても大切です。特に怪我を避けたい場合は自分に合う道具をその都度新調していくのが理想と言えます。

 

4.適度な休息

怪我をしないためにできる最も基本的なこと、それが適度な休息を取るということです。一流のアスリートは練習量も桁違いですが、休息を取るのも上手だと言われています。

 

常に自分を追い込むのがアスリートの本質と思っている方もいるかもしれませんが、プロであればあるほど休息も真剣に行うわけです。

 

むしろしっかり休まないと怪我をしてしまうので、きちんと休むことも仕事のうちだと理解しておくことが大切です。




まとめ

バスケットボール選手は怪我をしてしまうこともあります。むしろコンタクトスポーツだからこそバスケ選手には怪我がつきものです。しかし、予防や対策さえきちんとしておけば、怪我をすることなくプレイに没頭できます。その点はきちんとしたトレーニングとストレッチなどもマスターしておくことが肝心なのではないでしょうか?

 

バリューワークスではそうしたバスケットボールをする上で大切なことを指導させていただいています。当スクールではバスケの上達をサポートするだけでなく、怪我をしないための方法なども指導しておりますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、気軽にお問い合わせください!



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