バスケットシューズの選び方!小学生・中学生はサイズ以外も見ておこう!
バスケットボールをプレイする際に欠かせないアイテムの1つ、それがバスケットシューズです。略してバッシュと呼ばれるバスケ用の靴は選び方によってプレイも大きく影響を受けます。
そのため、バスケットシューズは選び方が非常に重要です。そこで、今回の記事ではこれからバスケットボールを始める方が知っておきたいバスケットシューズの選び方を解説します。
小学生や中学生はサイズだけで選びがちかもしれませんが、実は他にも見ておきたい要素は多々あります。ここではそれぞれの要素も含めて説明するので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです!
バスケットシューズの選び方
バスケットシューズは自分の足に合っているものを選ばないとプレイにも支障が出てしまいます。逆に自分の足にぴったりなものを選ぶことができれば、パフォーマンスは各段に向上します。だからこそ、バッシュは自分の目で見て選びたいです。
まずはどのような要素から選ぶべきなのかを見てみましょう。
- ①サイズ
- ②素材
- ③ポジション
必ずしもこの通りに選ぶべきとは言いませんが、バスケットシューズはサイズと素材、そしてポジションから選ぶのがおすすめです。使用する年齢などでも違うので一概には言えませんが、ここで挙げた3つの要素から選ぶことで自分の足にフィットする靴も見つかります。
1.サイズ
バスケットシューズを選ぶ際に最も重要な要素となるのが、サイズです。サイズの合わない靴を履いてプレイすると怪我の原因となるだけでなく、プレイのパフォーマンスも落ちてしまいます。そのため、サイズは自分の足に合ったものを選びましょう。
ただし、単に合うというよりは足の指先から0.5cm~1cmほど余裕のあるサイズを選ぶのが良いとされています。
縦幅は少し余裕のあるくらいがちょうど良いです。特にバスケットボールは他のスポーツと比べて運動量が桁違いのスポーツとなるため、横幅が足にマッチするかどうかも見ておきたいです。
小学生や中学生は成長を見越して最初から大きめのバスケットシューズを選ぶ方も多いですが、サイズが大きすぎると靴の中で足が滑ってしまい危険が伴います。もちろん、逆に小さすぎても外反母趾や靴擦れの原因となってしまうので、やはり目安は0.5cm~1cmほど大きめのサイズとなります。それ以上は大きすぎるので、自分の足のサイズも計測しながら選ぶようにしましょう。
なお、バスケットボールには日本人向けのワイドタイプとスリムタイプがあるので、足の幅も測定して選ぶのがおすすめです。
2.素材
バスケットボールは瞬発力を求められる競技です。特に体育館の中で頻繁な方向転換を要求されるため、バスケットシューズは素材なども重要となってくるでしょう。
特に素材を見る際はクッション性や伸縮性などを見ておきたいです。伸び縮みする素材であれば足腰の動きに合わせてサポートしてくれるため、動きもよりスムーズになります。逆に硬い素材で作られたバスケットシューズとなると足腰の動きがぎこちなくなり、プレイにも影響が出てしまいます。
ただ、その一方で靴底に関してはある程度の強度が必要となるでしょう。瞬間的な踏み込みが求められるバスケットボールでは、靴底が柔らかいものだとうまく地面を蹴られません。そうなるとダッシュやジャンプなどバスケットボールに求められる動きも制限されてしまうわけです。それゆえに靴底は硬めのものを選ぶのがおすすめです。
それでいて、バッシュによって機能性や耐久性も異なるため、実際に試着して選ぶようにしましょう。昨今は通販で購入する方も増えていますが、バッシュは必ず試着するよう心がけてください。
むしろ試着しないと素材の良し悪しも判断できないので、店頭で試着させてもらってその場でステップを踏むなど確かめることが重要です。その際は靴の重量なども確かめておきましょう。実は素材によって軽量のものかどうかも変わります。運動量の多いポジションとなると瞬発力の他に持久力も求められるため、あまり重い靴だと疲れが蓄積します。できる限り、そこは軽い靴を選びましょう。
3.ポジション
バスケットボールはポジションによって役割も変わります。当然、コート内での動きもそれぞれ変わるため、すべて同じバスケットシューズでは動きにも影響が出てしまう可能性があります。
事実、バッシュはポジションでも選ぶことが重要です。大きな動きを要求される「ガード」は持久力のある靴がおすすめですし、同じく早い動きを求められる「フォワード」は瞬発力のある靴がおすすめです。ゴール下でプレイすることの多い「センター」は足首をしっかりと守れる安定力のある靴が良いでしょう。
もちろん、ポジションは本人の適性などもあるので、どのポジションが向いているかは人それぞれです。それでいて体格なども本人によって異なるので、自分に合う理想の靴を想定して購入しなければなりません。そこはやはり試着を繰り返して、自分に合うバッシュを見つけていくのが最適だと言えるのではないでしょうか。
年代ごとのバスケットシューズ選び
バスケットシューズは年代ごとにも選ぶのがおすすめです。小中学生はもちろん高校生以上にも人気のバスケットボールは、それぞれ年代によって選び方も変わってきます。
- ①小学生
- ②中学生
- ③高校生以上
ここからそれぞれの選び方の注意点について見ていきましょう。
1.小学生
小学生のバスケットシューズはサイズで選ぶのが良いです。事実、小学生は1年で体格が大きく成長することもあるため、成長途中の肉体に合わせた靴を選ぶのが良いでしょう。
親御さんの中には「すぐ履けなくなるから」という理由で2cm~3cmほど大きめのものを購入してしまうことがあります。
しかし、小学生の頃は足の成長に合わせて適宜新しいバスケットシューズを買わないと、足の成長に影響が出てしまう可能性もあります。それだけでなく、大きめの靴での動きに慣れてしまって変な癖が身についてしまうこともあります。この癖というのが厄介です。
小学生の頃に身についた癖は成長してもなかなか抜けず、それがプレイにも影響を与えることは往々にしてあります。そのため、すぐに履けなくなるとしても、小学生の頃は足のサイズに合わせてフィットするものを選ぶのが鉄則です。
2.中学生
中学生のバスケットシューズもサイズで選ぶのが良いです。実際に中学生は1年で体格も限りなく大きく成長するので、日々進化していく肉体に合わせた靴を選ぶのが良いのではないでしょうか。
こちらも親御さんの判断で「すぐに履けなくなるから」と大きめの靴を買ってしまいがちです。しかし、数センチ大きな靴だと動きづらいのはもちろん、バスケットボールの上達にも影響します。
中学生からはミニバスではなく本格的なスポーツとしてのバスケットボールに参加していくことになるため、靴も本格的なものを選びたいです。それこそ部活などに入る場合は、より本人に合わせた靴を適宜購入するのがおすすめです。
3.高校生以上
高校生以上となるとそこまで体格には変化が見られないので、大学生も社会人も基本的には自分の足のサイズに合わせて購入するのがおすすめです。
ただし、子供の頃はあまり自分に適した靴がわからないということがあっても、大人になれば好みなども見えてきます。
そのため、サイズだけではなく自分の足の趣味嗜好に合わせて選ぶことも必要となります。それこそ自分だけにしかない癖のようなものもあるので、その動きを支えてくれるバッシュを選びたいです。
まとめ
バスケットボールにおいて欠かせないものはいくつかありますが、バスケットシューズは必須アイテムとなります。中には「普通の運動靴でも良いのでは?」と思うかもしれません。確かに体育の授業くらいなら普通の運動靴でも問題ありませんが、本格的にバスケットボールを始めるならバッシュは必須です。そこはサイズなどはもちろん、素材やポジションからも選びましょう。
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