バスケットボール選手になるには何が必要?プロを目指す人必見のバスケ選手のなり方
バスケットボール選手はアスリートの中でもエンターテイメントに特化しているということで、憧れている方もいるのではないでしょうか。クールにボールをゴールするその姿は他のスポーツ選手にはない魅力があります!
しかし、いざ「プロのバスケットボール選手になりたい」と思っても「何が必要なの?」と思ってしまう方も少なくないはずです。そこで今回はバスケットボール選手になるには何が必要なのかを解説します。ここではプロを目指す人必見のバスケ選手のなり方を説明するので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです!
この記事を読めば必ずプロになれるわけではありませんが、少しでもその道標となれれば嬉しいです。
バスケットボール選手になるには?
まずそもそもの話、バスケットボール選手になるには資格や試験に合格する必要があるのかどうか……これに関しては基本的にトライアウトやオファーを受けてクリアすれば晴れてプロになれると言えます。
1.バスケットボール選手に資格は不要
バスケットボール選手には資格がありません。これは他のアスリートも同様なのですが、何か資格を取得しなくてはならないわけではないので、その点は安心して良いです。
コーチや審判として活躍するためにはライセンスが必要となるものの、原則としてバスケットボール選手のための資格というのは用意されていません。
そのため、プロとして活躍したいなら資格の勉強ではなくプレイの勉強をするようにしましょう。もちろん、プロとして生き残るためには卓越した知識や技術が必要となります。実際にプロになれたとしても、チームが向こう数年数十年と契約してくれるかどうかは本人の能力によって違ってきます。
つまり、バスケットボール選手になるための資格は必要ないもののバスケットボールに対する知識や技術は必要となると覚えておきましょう。
2.プロとして活躍するための道
バスケットボール選手として活躍するためには、2つの方法でアピールしなくてはなりません。1つがトライアウト、もう1つがオファーです。
- ①トライアウト
- ②オファー
プロとして活躍する際に必要となるのがトライアウトです。バスケットボールでは専用の資格が用意されていない分、トライアウトなどで選手の能力が見極められます。そこでプロに通用する力を証明できれば、トライアウトからプロへの道が開かれるでしょう。もちろん、そう簡単なものではありませんが、プロになるにはトライアウトが必須です。
しかし、ただトライアウトに合格すれば良いというわけではなく、オファーがなければチームとの契約には繋がらないことも多いです。実際にトライアウトでしっかりアピールできたものの契約には至らないというケースも少なくありません。そのため、プロになるにはオファーも必須となります。
それほどプロバスケットボール選手への道は険しいという覚悟を持つことが必要です。どうしてもプロになりたい場合、このトライアウトとオファーの2つでチームにアピールしなくてはなりません。
3.チームと契約
トライアウトで活躍してオファーが来れば、晴れてプロへの道が開かれます。実はこの手のプロを発掘するスカウトは日本全国に点在しており、時には各地の大会などにも来ていることがあります。そこで活躍することでスカウトの目に留まるということもあるでしょう。
どちらにせよプロとして食べていくにはチームとの契約が必要となるので、トライアウトやオファーでアピールしつつ契約に持っていく必要があります。ここが一番の難関と言えるかもしれません。
チームも誰彼構わずスカウトできるほど余裕があるのかというとそうでもなく、プロの世界は常に最前線で戦える選手が求められます。そのため、チームと契約後は「活躍し続ける」ことも必要となるのです。
選手によっては数年で契約解除となることもあります。いや、厳密にはそういった方が大半と言えるでしょう。それだけにバスケットボール選手として食べていくと考えているのなら、自分の力をアピールし続けることが必要となるでしょう。
ジュニアユースのプログラム
プロチームによってはジュニアユースのプログラムを用意しているところもあります。そのジュニアユースで代表に選ばれることもプロへの近道となります。
事実、日本にあるチームも海外にあるチームもジュニアユースに所属する選手を募集していることが多いです。この手のジュニアユースでは現役のプロコーチから指導を受けられるだけでなく、海外への遠征なども用意されています。そのジュニアユースで可能性を見出されれば、そのままチーム専属のプレイヤーとして契約してくれる可能性もあるわけです。
そのため、「プロとして食べていきたい」と考えているなら、ジュニアユースに所属してチャンスを狙うというのもおすすめです。
プロのバスケ選手になるには何が必要?
プロになるためにはトライアウトやオファーを受けることが必要だと前述しました。しかし、それ以外にも必要となる条件はいくつかあるので注意が必要です。ここからはその条件についてまとめます。参考までに以下がBリーグの試験概要となります。
- ①年齢:満30歳以下(20歳以下は保護者の同意が必要)
- ②受験費用:15,000円
- ③試験内容:ファンダメンタルテスト・実践形式でのテスト(例外として書類選考がある可能性も)
Bリーグでは以上の試験概要が通例です。つまり、試験を受ける段階から足切りされている人もいるということになります。例えば、年齢は満30歳までとされているため、30歳を超える方は試験すら受けられない状況となるわけです。
そこは残酷なプロの世界……本気でプロバスケットボール選手になりたいならとにもかくにも早めに目指すことが必須ということになります!
受験費用に関しては団体によっても異なるのですが、Bリーグの場合は15,000円かかります。それでいて試験内容はファンダメンタルテストや実戦形式でのテストが行われることが少なくありません。これらのテストでは本人の適性が見られます。例外として書類選考もあるため、プロになるにはいくつもの壁を乗り越えなくてはなりません。
特に体力テストでは基礎体力だけでなく身体能力などが見られます。
そこでプロでも通用するのかどうかを判断され、通用しないと判断された場合は試験に落ちます。これら試験の合格率は厳密な数字こそないものの、ファンダメンタルテストや実戦形式でのテストなどトライアウトに合格したとしてもオファーが来るとは限りません。結局のところはチームに対してアピールできるかどうかが重要となるのです。
プロとして食べていくのは大変……
あまり現実的なことばかり話していると夢の何もあったものではありませんが、リアルな話……プロとして食べていくのは大変です。
実際にプロバスケットボール選手として合格する人は毎年います。トライアウトやオファーを受けて、晴れてチームとの契約まで獲得できる人もいないわけではありません。しかし、問題はそこからです。選手として活躍できなければ契約解除となる可能性もあります。
これはバスケットボールに限らず、どのようなスポーツの世界でも同様です。
アスリートは結果がすべてなので、結果が残せなければチームも在籍させておくわけいにはいきません。むしろプロになることを夢見る方も多いですが、プロとして活躍し続けることもまた大切なことであるということを忘れてはなりません。
それでも「バスケットボール選手になりたい」と強く思うのなら、バスケの知識や技術を身につけながらトライアウトやオファーを目指しましょう!
まとめ
バスケットボール選手になるのに必要なものは多々あります。まずはトライアウトやオファーを受けないことには何も始まりません。ただし、その試験を受けるにも条件があります。そのため、プロを目指すなら早い方が良いです。そして、何よりプロになってからも自己研鑽を続けて活躍し続けられる人材でいることが求められます。そこまで視野に入れつつプロの階段を上っていくことが大切です!
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