バスケットボール選手を引退後にできる仕事!引退のタイミングとセカンドキャリア
バスケットボール選手は華々しいスポーツの世界で活躍できる一方、引退後にどのような仕事ができるのか不安を抱えることもあるのが現状です。
実際にバスケ選手に限った話ではありませんが、アスリートは引退のタイミングやセカンドキャリアによって人生も左右されます。そのため、引退後の人生設計については考えておかなくてはなりません。
そこで今回はバスケットボール選手が引退後にできる仕事についてまとめます。引退のタイミングやセカンドキャリアについてまとめていくので、プロを目指している方は参考にしていただけますと幸いです!
バスケットボール選手の引退のタイミング
まずはバスケットボール選手の引退のタイミングについて見ていきましょう。一概にアスリートが引退する時期に決まりはないのですが、競技する上でパフォーマンスの発揮が厳しくなってくると引退を決意する選手も出てきます。
引退の年齢
バスケットボール選手が引退する年齢に関しては30代~40代と思っている方も多く、実際に年齢を重ねてきてから引退する選手も少なくありません。
しかし、実際には20代で引退する選手もいます……というよりは引退せざるを得ない状況に追い込まれる選手もいるということです。
本来、プロのバスケットボール選手はチームと契約し、その契約を更新しながらプロを続けていきます。これは逆に言うとチームとの契約が更新されなければプロは続けられないということになります。
例えば、NBAに挑戦した日本人選手の中には現地のチームと契約するまでに至るものの、長く続かずに数ヶ月や数年で契約終了となってしまうケースもあるのです。それほどバスケの世界は熾烈な競争が繰り広げられており、JBAなど日本でプレイを続けるのも至難の技です。
バスケ選手が引退する年齢に決まりはありませんが、ほとんどは20代~30代のうちに現役を退くということを覚えておく必要があるかもしれません。
引退の理由
では、バスケ選手はどのような背景から引退を決めるのでしょうか。ここからはバスケットボール選手の引退理由について見てみましょう。
- ①契約の終了
- ②体力や気力の限界
- ③怪我や故障の問題
ざっと羅列するとバスケットボール選手の引退理由は3つほどあると言えそうです。
1.契約の終了
バスケットボール選手に限った話ではありませんが、チームと契約するスポーツにおいては契約が終了した時点で実質引退となります。
チームに貢献し続ければ契約は更新されていきますが、試合でも練習でもアピールできなければチームから契約解消を言い渡されてしまいます。そうなれば強制的に引退となるわけです。
バスケットボール選手の引退理由としては、この契約終了が非常に大きな割合を占めていると言えるのではないでしょうか。
2.体力や気力の限界
アスリートが活躍できる期間は10代~20代が全盛期とされ、30代~40代ともなると体や心が思うようにコントロールできなくなります。若い頃は自分の思い通りにプレイできていたものが、歳をとるとなかなかできなくなってくるのです。これは仕方ないことです。
しかし、当然ながら思うようなパフォーマンスを発揮できなくなると自信を喪失してしまうため、自主的に引退を覚悟する選手もいます。
体力や気力の限界を迎えてしまうというのはどのようなプロ選手にも訪れるもの……だからこそ、引退理由としても多くの割合を占めているのかもしれません。ある意味、これは頑張りすぎた反動とも言えるかもしれません。
3.怪我や故障の問題
バスケ選手の中には将来有望だったにもかかわらず、怪我や故障によって引退に追い込まれてしまう方もいるのが現実です。スポーツ選手にとって怪我や故障は致命傷となり得ます。
怪我や故障の状況によっては現役に復帰できる場合もありますが、かつて栄光をほしいままにしたNBAのスーパースターの中にも怪我や故障によって契約解除に追い込まれた選手もいます。他のチームが拾ってくれたとしても再び怪我や故障を繰り返し、プロの世界から足を洗うという選手もいるくらいです。
特にバスケットボールはコンタクトスポーツということもあり、選手同士の激しいぶつかり合いが繰り広げられます。それがエンターテイメントスポーツの宿命でもあるのですが、同時に選手生命を奪う原因にもなってしまうということです。
バスケ選手の引退後のセカンドキャリア
ここまでの話を見るとバスケットボール選手も現実は過酷だと言えそうです。しかし、バスケ選手の中には引退後に活躍する人もいます。もちろん選手という立場からは変わってしまうものの、新たな場所で自分の力を発揮することもできるのです。
ここからはバスケットボール選手が引退後に形成するセカンドキャリアについて見てみましょう。
チームでの指導
現役時代に華々しい功績を残した選手の場合、そのチームから別の形でオファーが来ることもあります。実際にコーチや監督として指導する側に回ることもなくはないです。
こればかりは一握りの人しかなれませんが、直接依頼されてコーチや監督に任命されることもあります。
もちろん、選手として優秀だったからコーチや監督としても優秀だとは限りません。しかし、選手時代を知ってくれているチームだからこそ、指導者としての素質を見極めてくれるということもあるわけです。
これに関しては指導者の枠に空きがないと厳しいですが、引退後にチームを指導する側に回ることもあるということを覚えておきたいです。
スクールでの指導
引退後のバスケ選手の中には、スクールでの指導を行う立場に回る人もいます。日本全国には無数のバスケスクールがあり、そのスクールごとにコーチや監督を必要としているわけです。
プロで活躍していたという実績や経験があれば、それだけでも指導してもらいたいという方は全国各地にいます。
だからこそ、現役引退後に指導者として華を咲かせるというのもありなのではないでしょうか。もちろん、スクールでの指導は激務とされ、やらなくてはならないことも多々あります。スクールの運営にも関わるとなると、もはや経営者としての手腕も必要となるでしょう。
そのため、スクールで働く場合は指導者としての素質の他に経営者としての素質も必要となると覚えておきたいです。
メディアでの解説
プロで活躍していた選手であれば、メディアでの解説に回ることもあります。専門的なことは専門家に聞くのが一番ということもあり、バスケの公式戦などの解説は元プロ選手に依頼するということもあります。
そのため、引退後のバスケットボール選手の中には定期的な解説の仕事をしている人もいます。こちらも限られた人しかオファーはありませんが、それでも現役時代に名を売った人であれば依頼が舞い込んでくるということもあるかもしれません。
フィットネスクラブの運営
バスケットボール選手は他のスポーツと比べて体力も気力も桁違いに必要で、常にボディメンテナンスが必要となります。
その方法について知りたい人はたくさんいます。例えば、どのようにして体型を維持するのか、どのようにして筋肉を増強するのか、どのようにして体幹を鍛えるのか……素人の方ほどプロの指導を求めているのです。
そのため、バスケ選手の中にはフィットネスクラブを運営するという方もいます。フィットネスとなるとバスケからは少し離れるものの、心身を鍛えるという点ではどのスポーツにも通ずるものがあるのかもしれません。
サラリーマンとして労働
バスケから離れた人の場合は完全に別の世界で生きていくという人もいます。実際に選手の中には一般企業に就職して、その会社でサラリーマンとして第二の人生を歩む方もいます。
むしろ新たな仕事を見つけて輝いている人もいるので、引退後の選択肢は無限にあると言っても過言ではないかもしれません。
まとめ
バスケットボール選手の引退後は色々な道が開かれています。そもそも今まで努力を重ねてきたバスケ選手であれば、どのような仕事であってもできるでしょう。アスリートとして積み重ねてきたものは決して揺らぎません。だからこそ、引退後はその力を最大限に活かせる場所を見つけることも必要となってきます。
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