バスケットボール選手の苦労とは?プロの世界で知っておきたい大変なこと
バスケットボール選手は苦労が尽きないスポーツ……というよりアスリートの世界は常に大変なことが待ち構えている世界です。プロとして戦うということなら、努力を惜しまない覚悟が必要となります。
しかし、具体的にバスケ選手はどのような苦労を抱え込みやすいのでしょうか。今回はプロの世界で知っておきたい大変なことについてまとめます!
その一方、プロとして戦うからこそ苦労が報われる瞬間もあるので、その点についても最後にまとめます。
バスケットボール選手の苦労
バスケットボールは華々しいエンターテイメントスポーツということもあり、スーパースターともなれば世界的に有名な選手として注目が集まります。しかし、その一方でバスケには人知れない苦労もあるのです。
例えば、バスケ選手の苦労に関しては以下のようなものがあります。
- ①過酷な勝負の世界
- ②少数精鋭の競争
- ③怪我や故障
バスケットボールに限った話ではありませんが、やはりプロの世界で生きていくというのは大変なことも多々あります。もちろん、プロとして活躍すれば高額の報酬も獲得できますし、何よりNBAなどのスター選手と一緒に戦うこともできるかもしれません。
その反面、表ではなかなか語られない苦労もあるので、もしこれからプロ選手を目指すということなら彼らが抱えている悩みについても知っておくことは大切です!
過酷な勝負の世界
バスケットボールの試合では引き分けもあるものの、基本的には勝敗が白黒はっきりします。そのため、どちらが強くてどちらが弱いのか、常に問われる状況で戦わなくてはなりません。
勝負の世界とはそういうものですが、それでもバスケはよりその傾向が顕著と言えます。
絶え間なく得点が決まる試合においては、1つのプレイが命取りとなることもあれば、逆に諦めずに戦うことで開かれるゴールもあります。そのため、常にコートの中で戦う選手には計り知れないプレッシャーがのしかかっているのです。
試合で活躍できればチームにも貢献できますが、状況によってはまったくチームに貢献できずに終わるということもあります。そうなれば、次の試合に出場できるかどうかもわからなくなります。
そういった意味も含め、常に過酷な勝負の世界に身を置かなくてはならないというのは大変なことと言えるのではないでしょうか。
少数精鋭の競争
サッカーであればレギュラーは11人、野球であればレギュラーは9人と人数も多いです。しかし、バスケに関してはスタメンで試合に出場できるのが原則5人となります。
試合の形式によっても違うのですが、バスケットボールではまさに少数精鋭……常に競争を強いられます。
レギュラー争いはどのスポーツでも行われていることですが、ポジションも限られるバスケの場合はその競争も熾烈です。何十何百といる選手の中でレギュラーを勝ち取り、常に試合で活躍し続けるというのはもはや超人の域と言えるでしょう。
バスケットボールの最高峰と言われるNBAにおいても、常にメンバーの入れ替えは激しいです。そういった少数精鋭ならではの競争というのもバスケ選手特有の苦労と言えるかもしれません。
怪我や故障
アスリートにつきものと言えるのが怪我や故障です。
特にバスケットボールはコンタクトスポーツということもあり、相手選手と常時ぶつかり合う激しい競技となります。己の精神と肉体だけで戦うことになるからこそ、当たり負けしてしまえば怪我や故障にも繋がってしまいます。
本当の意味でプロとして長く活躍し続けるには、この怪我や故障をいかに避けるかどうかも求められるでしょう。
しかし、実際には試合中にそこまで考える余裕もなく、定期的に怪我や故障というのは発生してしまいます。NBAで活躍していた選手の中には試合で負傷したことによって第一線から外され、最終的にはチームを移籍、その移籍先でも活躍できずに引退に追い込まれてしまった例も数知れず。
もしかするとプロのアスリートが一番恐れているものが、怪我や故障と言えるかもしれません。
バスケ選手が抱えやすい悩み
他にもバスケ選手が抱えやすい悩みはいくつかあります。その中でも特に大きな比重を占めるのが、チームとの契約についてです。
基本的にバスケ選手はチームと契約することで、プロとして活躍できます。逆に言えばチームとの契約が解除となれば、その時点でプロではいられなくなることを意味します。実際にプロの世界は思っている以上に厳しく、時には戦力外通告を受けてしまうこともあるでしょう。
常に活躍している選手ですら引退に追い込まれることもあるからこそ、バスケットボール選手は常にチームとの契約を意識しているのです。
要はプロ選手にとってチームは生命線、この生命線をいかに繋いでいくかがプロにとって一番重要な要素の1つとなります。
どれほどのトッププレイヤーであってもチームとの契約が永遠に続くということはないので、そうした悩みを抱えている選手は少なくありません。ただ、逆に言えば自分の実力だけで戦える世界でもあるので、そういった意味ではより自分に自信がある人ほど生き残っていける世界とも言えるのではないでしょうか。
プロの苦労が報われる瞬間
プロ選手には苦労もつきものですが、大変なことを乗り越えてこそ報われる瞬間というのがあります。
そもそも日本人でバスケットボール選手のプロになれる方は稀で、ましてやバスケ選手として何年も活躍できるというだけで偉業と言えます。そのため、試合に出て結果を残すことができた瞬間は、他のものには代えられない喜びもあるでしょう。
その一瞬の輝きのためにバスケ選手を続けているという方までいます。血の滲むような努力は、観客には見えません。しかし、積み重ねてきた努力は試合で自分を後押しする力となってくれます。その自分を信じた力で結果を勝ち取った時には、底知れないやりがい感じられるはずです!
それこそがバスケットボールの楽しさであり、バスケをする楽しさなのではないでしょうか。
まとめ
バスケットボールは誰もが楽しめるスポーツですが、プロの世界は過酷です。プロのバスケ選手ともなれば苦労は尽きませんし、バスケットボール選手の中には大変なことが次々と押し寄せることもあるでしょう。しかし、それを乗り越えた先にしか見えない感動もあるのが、バスケというスポーツの魅力です。
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