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バスケットボール選手の睡眠時間は?プロは何時間寝るのが理想?

2022.11.22

バスケットボール選手睡眠時間

バスケットボール選手は平均してどれくらい寝るものなのでしょうか。こうした睡眠時間の問題はバスケ選手だけでなくアスリート全体に影響を与えるとされており、実は「スポーツ×睡眠」は切っても切れない関係となっています。

 

ただ、逆になかなか眠れていないという方もいるかもしれません。睡眠不足はアスリートにとって天敵なので、まずは睡眠を確保することの大切さを知っておきたいです。

 

今回はスポーツと睡眠について知っておきたいことをまとめます!



慢性的な睡眠不足の現代人

現代人は慢性的な睡眠不足に陥っていると言われています。

 

参考までに経済協力開発機構(OECD)が調査した統計を見てみると、日本人の平均睡眠時間は1日で7時間50分と出ています。

 

この数字を見た時「以外にも寝てるね」と思った方もいるかもしれません。確かに平均だけで見てみると、意外にも日本人はきちんと睡眠を確保できていると言えるでしょう。ただ、これは諸外国に比べると決して長いとは言えず、むしろ短いという意見すらあります。

 

実際にアスリートを目指している方の中にも1日の睡眠時間が7時間以下となってしまっている人がいるのではないでしょうか?

 

プロとして活躍している方であればきちんと睡眠も管理していますが、アスリートを目指す学生の中には夜更かししてしまっていることもあります。そうなると特定の競技を行う際に本来のパフォーマンスを発揮できなくなることがあるので注意したいです。

 

睡眠不足のアスリートはどうなる?

ここからは睡眠不足が引き起こすアスリートの問題をまとめます。

 

  • ①疲労・ストレスが回復できない
  • ②肉体・精神が成長できない
  • ③本来の力を発揮できない
  • ④病気になる可能性も……

 

アスリートにとって睡眠は必要不可欠なものと前述しました。しかし、具体的に睡眠不足がもたらす影響については軽く考えている人もいるかもしれません。その一方、睡眠不足のアスリートは様々な問題に直面することになります。

 

例えば、代表的なところだと疲労・ストレスが回復できなかったり、肉体・精神が成長できなかったりします。これはスポーツをする上で致命傷ではないでしょうか。

 

また、十分に睡眠を確保しないと本来の力を発揮できなくなります。睡眠不足のアスリートは本来持っているパフォーマンスの数割しか力を発揮できなくなるのです。それほど睡眠不足は厄介です。

 

最悪の場合は病気になるリスクもあります。

 

近年は肉体的な病気だけでなく精神的な病気になってしまうアスリートもおり、睡眠の重要性はどのような業界でも訴えられています。

 

つまり、スポーツをする人はとにもかくにもたくさん眠りましょうということです!




バスケットボール選手の睡眠時間

では、バスケ選手は平均してどれくらい1日に眠るのでしょうか。

 

これに関してはすべての選手の統計を取れるわけではないため、具体的に何時間というのは言えません。

 

ただ、一流のプロスポーツ選手が集うNBAで活躍している選手の中には10時間前後の睡眠を確保している選手がいるのだとか。実際にNBA選手のレブロン・ジェームズ選手は1日に12時間の睡眠を確保していると言われています。

 

もちろん、単に睡眠を取ればスポーツがうまくなるというわけではありません。

 

しかし、一流のプロスポーツ選手ほど睡眠を大切にしているということは間違いありません。さすがに1日12時間となると1日の半分は寝ていることになるのですが、それでも十分なパフォーマンスを発揮したいといいうことなら十分な睡眠を取ることが必要不可欠と言えそうです。




よく寝るバスケ選手が上達する理由

よく寝るバスケットボール選手はなぜ上達しやすいのでしょうか。

 

これに関しては「睡眠を取るから上達する」というよりは「質の良い睡眠を取ることで練習・試合でも集中でき、結果として良い成績が残せる」というのが正しいと言えます。

 

実際にスタンフォード大学睡眠研究所でデメント教授が行った実験によると、適切な睡眠を取った学生はバスケのスキルが向上したのだとか。

 

実験内容はバスケ選手10人を40日間、毎日10時間以上ベッドで過ごさせるというもので、これは睡眠がスポーツにどのような影響を与えるか調べたものとなります。

 

この実験後にコート反復80m走のタイムとフリースロー、3ポイントシュートの成功率を毎日記録したところ、40日後には平均で80m走のタイムは0.7秒縮まり、フリースローは0.9本増え、3ポイントシュートは1.4本多く入るようになったそうです。

 

あくまでも実験の域を出ないので、必ずしも睡眠を取ったからバスケが上達したとは言えないかもしれません。

 

しかし、その後に10時間睡眠をやめさせて普通の生活に戻してみたところ、成績が伸びた生徒ももともとの水準に戻ってしまったとか。

 

つまり、睡眠をしっかりと取ると集中力が上がるだけでなく、思考力なども上がると言えるわけです。だからこそ、プロのアスリートもまた睡眠はしっかりと確保した方が良いと言えるのではないでしょうか。

 

JBAでも睡眠の重要性を説いている!

日本バスケットボール協会(JBA)でも睡眠の重要性を解いています。実際に「睡眠の重要性」という資料も作成しているほどで、スポーツマンとして活躍するなら一読しておきたい内容となっています。

 

バスケがうまくなりたい方はとにもかくにも寝ることが大切です。

 

昔は「寝る子は育つ」という言葉をよく耳にしましたが、これは間違いではないということになります。毎日練習や試合に明け暮れて眠れていない方ほど、まずは良質な睡眠を確保するようにしましょう!




まとめ

バスケットボール選手に限らず、睡眠時間はとても重要です。日本人は平均して1日に7時間50分は寝ていると言われていますが、バスケ選手としてうまくなりたいなら10時間は寝たいところです。必ずしも寝ればうまくなるということではないですが、眠ることで得られるものは計り知れないと言えるでしょう。

 

ちなみに、バリューワークスではバスケットボールがうまくなりたい方に向けて、バスケで活用できるスキルを指導しております。少しでも興味があるという方はぜひ気軽にお問い合わせいただけますと幸いです!



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