バスケットボール選手に学歴は必要?勉強できなくても大丈夫?
バスケットボール選手に憧れている人の中には「バスケ選手って学歴が必要なのかな」と思っている方もいるのではないでしょうか。
確かにプロスポーツ選手になる場合、学歴が必要なのかどうかは気になるところです。そこで、今回はバスケットボールをやる上で学歴は重要なのかどうかについてまとめます。
バスケに夢中でまったく勉強していないという方は、一度真剣に学歴と向き合うことも考えてみましょう!
バスケットボール選手に学歴は必要?
バスケットボール選手に学歴は必要なのかどうか……これは難しい質問だと言えます。
なぜなら、バスケ選手として活躍するためには勉強もできた方が良いのですが、勉強ばかりではなくトレーニングなども必要となるためです。その一方、学生の頃は部活を頑張ることも大切ですが、勉強を頑張ることも大切です。
特に学生は単位というものが存在するため、部活ばかりで授業に出ていないと単位を落としてしまうかもしれません。
そうなるとプロのバスケットボール選手になるどころか、学校を卒業できるかどうかも怪しくなってしまいます。もちろん、必ずしも部活でバスケをやっている人がプロのバスケ選手を目指しているわけではありません。ただ、バスケットボール関連の職業に就こうと思っているのなら最低限の学力が必要となります。
プロの世界でも勉強ができることに越したことはないので、今学生でバスケットボールを頑張っているということなら、併せて勉強も頑張りましょう!
バスケ選手が学歴で得られる利点
バスケ選手になるにはトライアウトに合格してチームと契約するところが第一関門となります。
一見するとそこには学歴など関係ないように思えるかもしれません。確かにトライアウトで目覚ましい結果を残せば、プロのチームと契約できる可能性はあります。しかし、学歴がない場合は本来得られるはずだったチャンスまで逃してしまうこともあるのです。
ここからは学歴があることで得られる利点について知っておきましょう。
- ①留学の機会が得られる
- ②言語の能力を磨ける
- ③引退後の職を見つけやすい
- ④指導する側に回れるかも
1.留学の機会が得られる
現在、プロのバスケットボール選手として活躍している日本人選手の中には、海外留学を経験している人も少なくありません。
バスケの本場であるアメリカなどで修業し、そこから日本に戻って来てプロになるという人もいます。もしくは現地でNBAに所属し、大きな夢を叶えるという人までいるくらいです。
学歴がないということは学校に所属している期間も少なくなるため、必然的に留学の機会を失うことになります。しかし、逆に小中高だけでなく大学などにも進学しておけば留学の機会が得られるはずです。
当然、学生の頃から海外でプレイしていたというバックボーンは自分を支える基礎となるでしょう!
学歴などなくともプロにはなれますが、もし留学して本場のバスケットボールを学びたいと思っているのなら、学校には所属しておいた方が良いです。ある程度の学歴があれば留学のチャンスも増えるので、最低限の学力は身につけておいて損はありません。
2.言語の能力を磨ける
バスケットボールに限らず、プロのアスリートは世界で戦う機会もあります。特にバスケの本場アメリカにはNBAがあり、そこを目指して日々努力しているバスケ少年・少女も多いのではないでしょうか?
そうなると最低限の英語力が必要となります。
学歴と英語力は必ずしも比例するわけではありませんが、それでもやはり大学などで学べる英語は小中高のものとは一線を画します。そのため、学歴というよりは学習する機会を得るために大学に進学するというのもおすすめと言えます。
学歴でプロになれるかどうかが左右されるわけではないですが、英語を学ぶためにも学校に所属するというのは大切です。
昨今はインターネット上で提供されている語学学習もあるので、正直なところ「学校は必要ない」と思う人もいるかもしれません。ただ、基礎ができないと応用もできないため、英語力をきちんと磨くのであればまずは学校で語学の基本を学ぶのが良いでしょう。
3.引退後の職を見つけやすい
バスケ選手がプロとして活躍できるのは30代~40代が限界と言われています。実際に50代で現役という方はほとんどいません。
しかし、引退後も生活していかなくてはなりません。
そうなると学歴も必要となる場面に遭遇します。学生の頃は「プロになるから良い」と日々バスケットボールに邁進している人もいるかもしれません。ただ、プロの世界はそこまで甘くありません。
むしろ、プロとして食べていけるのは一握りの限られた人だけです。
だからこそ、その後のことも考えて先手を打っておかなくてはなりません。そのために必要となるのが学歴というものです。学歴があれば応募できる求人が格段に増えます。
例えば、中卒で応募できる求人はかなり限られてしまうのですが、高卒となると応募できる求人もたくさんあります。大卒に至っては年齢をある程度重ねていても応募できる求人が多々あるため、より引退後の職も確保しやすいでしょう。
少し現実的な話となってしまったのですが、プロを目指しているという方ほど引退後の道もきちんと考えておくことが重要です。
4.指導する側に回れるかも
選手としてプロになりたいという方であれば、学歴はそこまで重視しなくても良いかもしれません。
しかし、ある程度の学歴があると指導する側に回ることができるかもしれません。それこそコーチや監督になるためには選手としての実績や経験だけでなく教養も必要となります。
勉強がすべてではありませんが、人から教わるという実体験がないと人に教えることもできません。
チームによってはコーチや監督の募集要項に学歴が含まれていることもあるため、やはり最低限の学歴はあることに越したことはないです。そのため、選手だけでなくコーチや監督としての道も考えているのなら、ある程度の学歴も必要だと理解しておきましょう。
学校で学べることは他にもある
難しい話は抜きにしても、学校で学べることはたくさんあります。
学歴がすべてではないからこそ、学歴を持つことに意味があります。それだけでなく、小中高と進学してさらに大学まで進学できれば、自分で考える力というのも身につきます。
学校は単に勉強を教えるだけのところではなく、自分で考えて自分で行動するための教養を身につける場所でもあるのです。
学生の頃は「学校行くの面倒だな」と思うかもしれません。ただ、その努力はプロのアスリートになっても無駄になりませんし、必ず人生で役に立つと断言できます!
まとめ
プロのバスケットボール選手を目指している人の中には「学歴なんていらない」と思っている人もいるかもしれません。ただ、プロのバスケ選手にも学歴はある程度必要です。むしろ、学校に行くことで得られる恩恵というのは計り知れません。そのため、ぜひ学校に行きましょう。
ちなみに、バリューワークスでは学校では教えることのできないバスケの知識や技術について指導しています。学校に行くことも大切です。もしプロを目指すということなら、ぜひ当スクールでスキルを磨いてみませんか?
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