バスケ部に勉強する時間はある?授業や試験についていけない時の対処法
バスケ部に入部を考えている方の中には「勉強する時間はあるのかな」と不安を抱えていることもあるかもしれません。学生の本分は勉強することにあるため、実際にバスケットボール部で活動するだけでは単位がもらえません。
そのため、授業や試験にもきちんと合格しなければならないのです。ただ、やはりどうしても部活を始めるとなるとそういった学内での活動に対して心配が募る気持ちもわかります。
そこで今回は部活動をする中で勉強する時間をさけるのかどうかについてまとめます。また、単位を落とすとどうなるのかについてもまとめるので、ぜひ最後までお付き合いください。
バスケ部に勉強する時間はある?
バスケ部に限らず、部活に入った場合は時間の大半を部活に捧げることになります。平日の放課後は練習に費やし、土日祝日などの休日も試合に費やすことになるでしょう。
当然ながらバスケットボール部も平日にたくさん練習して週末に試合に出場するというルーティンがあります。試合がない時も練習が組み込まれるなど、暇な時間はほぼなくなると言っても過言ではありません。
そのため、帰宅部の生徒に比べると勉強する時間は圧倒的に足りないと言えるかもしれません。
ただし、部活動をやりながらもきちんと成績を残している学生は以外にもたくさんいます。それこそ部活は遅くとも18時~19時までには終わるので、帰宅後に勉強するという学生もいるでしょう。学校によっては中間テスト・期末テストの期間に部活動を制限するなど、色々な予防対策を講じているところもあります。
そのため「勉強する時間がないわけではない」というのが結論となりそうです。
授業や試験についていけない時の対処法
部活動に入っている生徒も他の生徒と同様に授業や試験があります。しかし、部活に時間を割いているがゆえに授業や試験が疎かとなり、ついていけないという状況に陥る生徒もいるくらいです。
ここからはそういった学生に向けて、授業や試験についていけない時の対処法についてまとめます。
1.予習する
勉強はいきなり何も知らない状況から始めたところで、頭に入ってくるはずもありません。ましてや学生の頃は勉強することの意義が感じられないという方もいるので、頭に入れるという作業が大変だったりします。
ただ、事前に予習しておくだけで、実は授業が格段に頭に入りやすくなります。もちろん、がっつりと勉強する必要はありません。授業の前にさらっと教科書を読んでおくだけで十分です。
学生ならではの元気な脳があれば、教科書を一度読んでおくだけで各段に勉強の効率も変わってくるでしょう。
2.授業を受ける
部活動で朝練・夕練を毎日のように行っていると、つい授業中に寝てしまうということもあるかもしれません。もちろん「寝る子は育つ」とはよく言われますが、授業中に眠るのはご法度です。
きちんと予習していれば授業の理解度も格段に高くなるので、先生が説明してくれている箇所を1つ1つ噛み砕きながら理解していきましょう。そうすることによって、授業も身に入ります。
逆に授業を適当に受けている学生の大半は耳で聞いているつもりでも脳にインプットされないため、いざという時に忘れてしまっていることがほとんどです。
そこは45分だけ集中してきちんと授業を受けましょう。これだけで実は勉強も格段に捗ります。
3.復習する
学生の頃はゲームやSNSに夢中で、学校が終わってからは自由に過ごしている人もいると思います。むしろそういった学生がほとんどではないでしょうか。
ただ、そこでもう少しだけ踏ん張って復習をしてみましょう。
授業で習ったことをもう一度読み込むだけで、記憶が定着しやすくなります。予習をして授業をきちんと受け、そして復習する……それだけで勉強は事足ります。
特に学生の頃に教わる範囲というのは一般常識レベルなので、きちんと予習・授業・復習を繰り返すだけで試験にも対応できるようになるのです。部活をやっているということを言い訳に勉強しない学生もいますが、毎日予習10分・授業数十分・復習10分を繰り返すだけで記憶に刻まれるのです。
もちろん、個人差があるので勉強ができるかどうかは人によります。ただ、毎日の勉強に対する意識を少し変えるだけでも結果は大幅に変わってくるでしょう。
4.試験に備える
試験が近づいてきた場合はより勉強の量を増やしましょう。
昨今は試験に出る範囲も先生が教えてくれるので、その範囲を重点的に勉強するだけでカバーできます。もちろん、試験の内容によってはとても難しい問題が出される科目もあるかもしれませんが、小中高で習う範囲であればきちんと勉強するだけで平均点以上は取れます。
大学となるとそこに自分で考える力というのが必要となるのですが、どちらにしても試験にさえ備えておけば単位を落とすことはないでしょう。
単位を落としたらどうなるのか
最後に単位を落としてしまった場合はどうなるのかについて見ておきましょう。学生の頃は「なんとかなる」と短絡的に考えてしまうこともありますが、単位は将来を左右することもあるので、今一度きちんと考えることをおすすめします。
1.進級できなくなる
単位を落とした場合、進級ができなくなります。
1年生で単位を落とせば2年生になれず、2年生で単位を落とせば3年生になれません。単位は次の学年に進むための鍵となるので、必ず落とさないようにしておきたいです。
進級できなければ友達が先輩になり、後輩が同級生となります。そうした屈辱に耐えられず、自主退学してしまう学生もいます。そうなるとその後の人生まで左右されてしまうので、単位を落とすのは避けたいです。
2.卒業できなくなる
単位を落とした場合、卒業もできなくなります。
1年生や2年生で単位を落とせば単に進級できないだけですが、3年生で単位を落とせば卒業できません。卒業できなければその後の就職などにも響いてきます。
特に大学生で単位を落とせば、卒業できずに内定取り消しという事態にもなりかねません。もちろん、バスケを本気でやってバスケットボールのプロになるという夢があるなら別です。
ただ、どちらにしても単位を落とすと卒業資格がもらえないので、大学生の場合は高卒扱い、高校生の場合は中卒扱いとなります。
昨今は学歴で判断する会社や企業もそこまで目立っているわけではありませんが、単位を落とすだけで将来に影響が出てしまうというのは避けられません。だからこそ、部活を理由に授業や試験をサボるというのは致命傷となる可能性が出てくるのです。
3.補習・追試が科せられる
学校によっては失った単位を補うために、補習や追試を用意しているところもあります。
例えば、大切な大会などで授業や試験を休まなくてはならない場合、学校によっては別途で補習や追試を用意してくれているところもあります。そういったところなら、単位を落としそうな場合でも救済措置を受けられるかもしれません。
もちろん、補習や追試できちんと結果を残さなければ結局は単位がもらえない可能性もありますが、こうした救済措置がある場合はきちんと活用した方が良いです。
まとめ
バスケ部に限らず、部活をやる際に「勉強する時間はあるのかな」と考えてしまう学生も少なくありません。実際にバスケットボール部を始めることで授業や試験についていけなくなるということも多いかもしれません。ただ、部活を理由に単位を落とすとその後の人生が左右されることもあります。だからこそ、学生は日々の勉強も大切にしたいです。
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