こんにちは!バリューワークスの赤津です。
Bリーグが開幕して早一週間。
祭りの後、今後の選手・スタッフの頑張りを楽しみにしています。
そういえば、初日に娘と2人でBリーグのオンライショップの撮影依頼を受け、
二つ返事で撮影してもらったのですが使ってもらえるかな。
そんな楽しみも密かにあります(笑)
さて、今回は大胆にもBリーグ第2戦までの数値分析だけで
記念すべき初代チャンピオンを予想してしまおうと思います!
もう、結論から言っちゃいます。
Bリーグ初代チャンピオン予想は
「サンロッカーズ渋谷」です。
BTテーブスおめでとう!!!パチパチパチ!!!
彼は見ず知らずの私のFB友達申請を許可してくれたとてもいい人です(笑)。
残念ながらまだ試合は観てません。純粋にスタッツから判断したもので、
対戦相手の強さも考慮していません。
同級生の堀川が所属する横浜ビーコルから2連勝した渋谷を優勝候補にするのも気が引けます。
そんな中でも渋谷優勝の結論に至った理由を書いていきたいと思います。
キーワードは
「Oh… / WOW!!!」
です。
1つの「WOW!!!」を生み出すために、どれだけ「Oh…」が生まれてしまっているかを割合で表します。
以下 O/W (オーダブ)とでも呼びましょう。
O/W の割合が0%に近ければ近いほど、確実に勝つバスケットボールをしていると言えるのです。
バスケットボールは「WOW!!!」が多くて「Oh…」が少ないチームが勝つ。
なんとなくわかりますか?(笑)
それぞれが何を意味しているのかは後述するとして、
数値に信憑性を持たせるために、NBA 2015-16シーズンの O/W の順位と数値を見てから
Bリーグ第2戦までの O/W の順位と数値を見ていきたいと思います。
NBA 2015-16シーズン O/W ランキング
1位 Golden State Warriors ・・・0.525 パシフィック 1位
2位 San Antonio Spurs ・・・0.533 サウスウエスト 1位
3位 Los Angeles Clippers ・・・0.568 パシフィック 2位
4位 Boston Celtics ・・・0.569 アトランティック 2位
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27位 Los Angeles Lakers ・・・0.760 パシフィック 5位(最下位)
28位 Philadelphia 76ers ・・・0.761 アトランティック 5位 (最下位)
29位 Utah Jazz ・・・0.787 ノースウエスト 3位
30位 Phoenix Suns ・・・0.829 パシフィック 4位
リーグ平均 0.645
<<参考>> 10位 Cleveland Cavaliers ・・・0.599 2015-16 チャンピオン
ほらほら、みんな大好きウォーリアーズとスパーズがワンツーですよ。
もう、これだけで信憑性は充分ではないでしょうか(笑)
上位陣は1本の「WOW!!!」を生み出すためにその半分程度の「Oh…」を生み出すリスクをしょっています。
下位陣は逆に1:1の関係に近いことがわかります。
また、プレイオフに出場した9チームがリーグ平均 O/W を上回り、
7チームがそれを下回っています。
とは言え、全チームかなり数値が拮抗しているので、
プレイオフでは別の結果も出ています。
さて、それではBリーグの O/W を見ていきたいと思います。
Bリーグ 2016-17シーズン 第2戦までのO/W ランキング
1位 渋谷 ・・・0.594
2位 三河 ・・・0.774
3位 滋賀 ・・・0.815
4位 千葉 ・・・0.846
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15位 仙台 ・・・1.550
16位 横浜 ・・・1.647
17位 琉球 ・・・2.000
18位 大阪 ・・・2.538
リーグ平均 1.103
唯一の5割台の数値を叩きだした渋谷こそ、
初代チャンピオンに最も近い存在と予想します。
それも横浜ビーコル相手に(涙)。
さて、ここで O/W の計算式をご紹介します。
ターンオーバー数(Oh…) ÷ アシスト数 (WOW!!!)
です。
完全に本質なわけではありませんが、
私はパスとターンオーバーは密に結びついていると仮定しています。
1本のアシストパス(得点につながるパス)を生み出すために
どれだけターンオーバー(ミスから相手ボールになること)が発生するかを
表すのが O/W というわけです。
ターンオーバーは個人の責任だけで発生するわけではなく、
チームワークと個人スキル両方が原因で発生します。
アシストパスも個人の能力だけではなく、エントリーやフォーメーションの質等の
チームワークが重要になります。
つまり、アシストとターンオーバーを絡める事で
総合的なチーム力を図る上で有効な指標が確認できるかもと仮定し、
この数値をピックアップしてみました。
ヘッドコーチの手腕も問われます。
少し話はそれますが、Bリーグの18チーム中11チームが1本の「WOW!!!」を生み出すために
それ以上の「Oh…」を生んでいることになり、
逆にNBAには1つもそのようなチームがないことがわかります。
WOW!!!が多いのがNBA。
Oh…が多いのがBリーグ。
ここからも日本バスケとNBAバスケでは「本質的に違うバスケをしている」ことがわかるのではないでしょうか。
さて、そんなわけで、O/W の数値を見る限りでは
BTテーブス ヘッドコーチ率いる 「サンロッカーズ渋谷」が目下断然の優勝候補になります。
彼はいい人です。なんといっても… 以下略。
息子のテーブス海君も海外で大活躍してますよね。
もちろん、他の重要な数値では渋谷よりも上のチームはありますので、
一概に渋谷が圧倒有利というわけでもありません。
まだたったの2戦を消化しただけですし、これからのブースターの後押しで、
チームのスタッツは大きく変動していくことでしょう。
はい、外れた場合の言い訳が済んだところで、
シーズンが終わった時に、上位チームの O/W に注目してみるのも
一つの楽しみとしていかがでしょうか。
皆さんのチームでも是非 O/W を意識して、
アシストパスとターンオーバーの関係がNBAに近いバスケを目指してみてください!
パスランばかりしてても O/W は減りませんからね!
むしろそれだけでは逆効果です。
それでは近況報告です。
コーチが合計6名になりました。
皆社会人経験を積み、素晴らしいコーチになりうる逸材揃いです。
英語ペラペラコーチも所属してくれました^^
現在HPやそれぞれのコーチの名刺などを作ってます。
Tシャツも現在調整中!
来年からの一般開放を前に、まずはコーチ陣の充実が最優先です。
大人は楽しんで子供達のバスケ環境をより良くして行きましょう!
その先に自身のさらなる成長が待っています。
Just Try It.
皆で挑戦し続けましょう!
指標の詳しい説明はクリス君の記事を参考にしてください^^