こんにちは!バリューワークスの赤津です。
今年の反省と、来年の抱負を考えていたら
「なぜ『抱負』は『負け』という漢字を使うのだろう」
と疑問に思いました。
早速調べましたが、「負ける」ではなく「負う」の方だったのですね。
責任を負う、荷物を負う。
つまり「抱負」とは「何かを負うという覚悟を抱える」という意味なんだろうと解釈しました。
来年も背負うぞー!
では勝負・勝敗とは?
子供たちは大人以上に練習ゲームでも勝ち負けにこだわり、負けたら涙を流す子もいます。
コーチや保護者として慰める事もありますし、ハッパをかける事もありますよね。
しかし、【負】の意味を考えると、大切なことは【負う】習慣に向かわせることなのだと思いました。
そして、「勝負と勝敗の違い」って何だろうという疑問も浮かび考えましたので、自分の見解を書いてみたいと思います。
敗北
敗北とは敗れ逃げ去る事です。
北という漢字には背中合わせで逃げ去るという意味があるそうです。
諦めたら逃げ去ったらそこから前に進む事は出来ませんね。
敗れずに負ける
勝敗を決めるのでは無く、勝負を行う事。
敗れてもそこに何かを負う事が出来れば前に進み成長が出来る。
もはやそれは敗北ではありません。
そして、勝利してもそれで満足せず、何か【負える】点はないか見出し前に進む事。
勝からも負けを見出す【勝負事】に持っていける事が成長に大切なことだと思いました。
勝利
では勝利という漢字にはどんな意味があるのでしょう。
【勝】とは「かつ」「まさる」と読みますが、相手と比べて優れ、勝つことです。
【利】はこの場合、役に立ったり、利潤(もうけ)を得る事です。
利益や賞賛、賞品などが浮かびます。
勝利する事で得るものは外側から与えられるもの、与えられるもの、下手したら奪うものですね。
ということは
敗北は逃げ去ってしまうので、何も得るものはない。
これは良くありません。
しかし、負ける事は内面から溢れる覚悟を背負うということ。
与えられるのでは無く、奪うでも無く、自ら生み出すもの。
もはや製造です。創作です。
自ら生み出すことで、人のための価値を作る事が出来ます。
外側から利潤も得て、内面からも覚悟を背負える人が価値を循環させ、周囲の人を幸せにさせ続け、常に自身のトップレベルを走り続ける事が出来るのでしょう。
何かを負えば敗れる事はない。
そこには成長というご褒美だけが待っています。
抱負その1
来年からは勝って喜び、敗れても前を向き、常に何か負えるものが無いか見出す事を選手の習慣に出来るコーチになりたいと思います。
勝ち敗けはあくまでもルール上のものです。
相手があってこそのものです。
常に相手や審判、オフィシャル、運営を称え、感謝する事。
常に前向きに課題を背負い、より良い影響を与えられる人になる事。
選手、保護者、コーチが互いに支え合い良いチームを作っていく事。
実は年末のマーガレットカップや横田基地練習試合ではそんな事を意識していました。
ご参加の選手、保護者の皆様、どんな感じだったでしょうか?
ただし、負けをしっかりと見出すは出来ていませんでした(反省)ので、今の練習に活かしています。
今後も継続してValueWorks全員でより良い成長チームを作っていきましょう!
ご協力の程を何卒よろしくお願い致します。
抱負その2は別途まとめ中です。
今年は本当にいろいろありました。
Just try it.
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