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私が指導者を目指した理由と指導者としてのビジョン【実践学園 森圭司 コラム Vol.1】

2019.5.23

この度、ValueWorksのブログに寄稿させて頂くことになりました、森圭司と申します。

 

現在、東京都にある実践学園中学高等学校で、U13-U15をメインに指導しています。

私の指導者としてのビジョンは、

 

「ちゃんと頑張れば、必ず成長できる。それを一人でも多くの人に伝える」

 

ことです。

 

皆さんは、企業には、企業のビジョン、学校には、建学の精神があるように、

指導者としてのビジョン、志をお持ちでしょうか?

 

私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをした多くの若者に思想的影響を与えた吉田松陰氏は、毎日塾生たちに

 

「君の志は何か?」

 

と問いたそうです。

 

指導者になりたい、日本一になりたいというよりも、

何を成し遂げたいかということは、大切なエネルギー、そして大切な考え方だと思います。

 

 

指導者を目指したきっかけ

 

私が指導に触れたのは、高校3年生の時でした。

 

都立高校に通い、バスケットボールに打ち込んでいた学生時代。

東京都ベスト32で、インターハイ予選敗退。

 

なかなか気持ちを受験勉強にシフトできなかった私は、

下校途中に母校の中学校へ寄り道して帰るように。

 

母校は、私が在学していた時とは違い、新人・春季と3大会の2大会を制覇し、関東大会を目指していました。

中学生離れしたサイズと能力とは裏腹に、プレスの運び方、ゾーンの攻め方など、個々人の感覚に任せて行う状況でした。

 

学校帰りに、母校に顔を出しては、会議で忙しい先生の代わりにスクリメージなどのアドバイスをするように。

ですが、自分が伝えたいことは、自分が経験してきたこと(暗黙知)だけでしたし、

うまく自分の言葉(言語化・可視化)にして伝えられませんでした。当然のことですが。

 

その代のチームは、結局、監督の先生の優れた統率力のもと、

選手権大会でも東京都で優勝し、初の関東大会出場を果たしました。

 

私は、その後の下級生の新人戦からアシスタントコーチとして、

ベンチに入れてもらい、本格的に指導に携わることなりました。

 

お世話になった先生は3月に異動、大学生になった私は外部指導員として、指揮を任されることになりました。

そして、選手に恵まれ2年目の新人戦では東京都第3位になってしまいました。

でも、この成功体験が私の大きな成功体験となり、選手や保護者など、

チーム全体で喜びを分かち合えたことが、指導者を目指すきっかけとなりました。

 




 
 

アシスタントコーチとして得たもの

その後、外部指導員を続けながら、実践学園の非常勤講師としてお世話になることになリました。

そして、アシスタントコーチを6年務めさせてもらいました。

私の大きな経験としては、外部指導員時代、高校生なのに練習を任せてもらえたこと、

全国で活躍する京北中や東京成徳中と同じ地区であったこと、そして何よりも実践学園に勤務することになり、

アシスタントや手伝いをする中で、総監督の村松先生や男子部監督の高瀬先生に人として大切なことや人間力を教わったことです。

 

 

指導者としての「ビジョン」

 

私はジュニア期に携わる指導者として、選手に任せること、

本物に触れる体験を大切にして行きたいと考えております。

 

 

中学生時代は、区で1・2回戦負け、高校生時代はベスト32の控え選手、

それでも

 

「頑張れば何とかできる」

 

「毎日、自分の好きなことに夢中になれることが、毎日を充実させる」

 

「全国大会優勝でも、地区大会一回戦突破でも、0が1になっても、9が10になっても同じ成長」

 

「がんばっている人って、魅力がある」

 

「魅力がある人には、仲間ができる」

 

「仲間と頑張るって、一人よりももっと楽しい」

 

「好きなことに夢中な毎日は、充実感がある」

 

そして、

 

 

「それを一人でも多くの人に伝えてきたい」

 

 

これが私の指導者としてのビジョンです。

それを実現するために、クラブ活動の指導、小学生1DAYクリニックの企画・運営、東京都選抜チームの活動、

ナショナル育成キャンプへの協力、スクールへの協力など、

活動の幅を広げ、たくさんのチャンネルを持つようにしております。

 

 

 

 

「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にするスポーツだ」
byデッドマール・クラマー(元バイエルン監督)

 

 

本当に深い言葉だと思います。私も

 

「バスケットボールは、ヒトをつなぎ、ヒトを成長させ、毎日を豊かにする」

 

と信じて、明日も研鑽を積んでまいりたいと思います。みなさんも

 

「大会で勝ちたい」「優勝したい」

 

ではなく、

 

「ヒトを育てる」

 

という志を大切に一緒に頑張っていきませんか。

 

文:森圭司

編集・校閲:赤津誠一郎

 

編集後記

ビジョンとは何のために設定するのでしょうか。

ビジョンの役割の一つに「意思決定の判断基準」としての姿があります。

 

バリューワークスのビジョンは

 

「選手とコーチが切磋琢磨し、互いに成長し続ける組織」

 

です。だから私達はそれぞれが切磋琢磨し、互いに成長しようとする姿勢を忘れません。

 

奥本コーチや松野コーチ、牟田コーチ、吹田コーチのように自分より何か一つでも優れた人をコーチにするのも、

自分自身が成長するためでもあります。

 

出来るだけ動画をアップすることや、

こうして森コーチや方城コーチにブログの執筆を依頼するのも、読者のコーチの皆様と切磋琢磨するためです。

 

「県で優勝すること」「全国制覇!」「ライバルチームに勝つこと」

 

それらは「目標」または「ミッション」であり、目的やビジョンではありません。

ミッションがゴールになってしまうと、達成した途端に自分たちの存在意義がなくなることもあります。

 

自分たちが常にどんな姿でありたいか。

 

そして、その姿から絶対に逸れない覚悟が必要です。

人が増えても皆で共有する必要があります。

 

そんな「ビジョン」を、もしもまだお持ちでなければ、

是非様々な企業などのビジョンを調べ、真似をしながらご自身のビジョンを研ぎ澄ませて見てくださいね!

 

ビジョンも切磋琢磨するからこそ洗練されていくと思います。

 

Just Try It.

 

赤津 誠一郎

 

 

 

 



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著者情報

この記事の著者

アカデミックパートナー

森 圭司

Keiji Mori

【実践学園中学校 男子バスケットボール部Jr.Griffins】
監督&ヘッドコーチ

【主な経歴】
◯ヘッドコーチとして(外部指導員)
・高田中(東京都第3位1回)
・千登世橋中(東京都第3位2回、準優勝1回)

◯アシスタントコーチとして
・実践学園中(全国大会ベスト8・ベスト16各1回)

◯ヘッドコーチとして
・実践学園中(全国大会優勝3回、準優勝1回、第3位1回)
・ジュニアオールスター東京都選抜チーム(準優勝1回、第3位2回)

◯その他
・ナショナル育成キャンプU13-U15に学識者として参加(2017ー)

※一部抜粋

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