こんにちは!
バリューワークスの大野です。
今回は「シュート期待値」のお話です。
オフェンスコンセプトを考える上で欠かせない
「どういうシュートをどのように狙うか」に繋がってくる内容ですので、お時間がある方は是非読んで貰えると嬉しいです。
数学で習った人もいると思いますが、
期待値とは「確率を考慮した上で出る数の平均値」です。
バスケに置き換えると、
「1回のシュートを打った際に何点とれるか期待される値」です。
期待値は、
「期待値=シュート得点×シュート確率」
で求めることができます。
例えば、
ミドルシュートが成功確率50%の選手がミドルシュート打った場合。
そのシュート一本に対して、平均して期待できる得点は、
2(得点)×0.5(確率)=1.0(期待値)
つまり、この選手が
「ミドルシュートを打つたびに1.0得点が期待できる」ということです。
同様に3Pの成功確率が35%で決まるとしたら、
3(得点)×0.35(確率)=1.05(期待値)
となり、この選手が
「3Pを打つたびに1.05得点が期待できる」というになります。
この数値(期待値)が高ければ高いほど、
「良いシュート」「価値のあるシュート」
であると言えるでしょう。
期待値はチームや選手によって変化しますが、一般的に、期待値が高いと言われるシュートは以下になります。
・フリースロー
・ゴール下のシュート(レイアップを含む)
・3Pのキャッチ&シュート
「リングを狙う」行為は、期待値の高い「フリースロー」と「ゴール下のシュート」を同時に狙えるので、最も狙いたいシュートです。また、リングを狙うことによって、DFが収縮し、外にスペースができるため「3Pのキャッチ&シュート」も付属的に狙うことができます。
また、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAで3Pを狙うチームが増え、近年では日本でも3Pを狙うチームが増えてきた理由は、期待値を考慮した結果であると言えるでしょう。
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