明けましておめでとうございます!
バリューワークスの赤津です。
こちら、奥本コーチデザインで皆様にお送りした素敵な年賀状です。
お手元に届いていない場合は改めてお名刺を交換させてください。
会員の方で届いていない場合は住所登録などが正しくない可能性がありますのでご連絡頂けますと幸いです。
はじめに
今年はオリンピックイヤーですが、
私は一切申し込みを行いませんでしたので
オリンピックは例年通りテレビで愉しみたいと思います。
オリンピック期間も変わらずトレーニングは開催しますので、成長したい方は是非ご参加くださいね。
もちろん、チケットを取れたコーチは是非楽しんできてください(^^)
さて昨年の抱負は「何かを負える人」になる事でした。
詳しくは後ほどリンクを掲載しますので、お時間ございましたら合わせてご一読ください。
今思えば、まだ個人レベルの抱負でしたね。
でも、昨年は沢山の事を背負うことが出来た年だったと思います。
辛くて全てを下ろしたくなった事もありましたが、
大切な人達を悲しませない事だけを支えに乗り切り、
大きく成長出来た一年だったと思います。
抱負2020
今年の抱負は
「コーチングエンターテイメント」
です。
エンターテイメントとは人を楽しませる事。
エンターテイメントの世界では人を楽しませるために様々な役割を演じます。
つまり、コートに立った瞬間から素の自分ではなく
素晴らしいコーチという役割を全力で演じて行くことが私から提示したい今年の抱負になります。
そのためにはコートに立つ前から自分の役割を理解し、最善の準備を尽くす必要があります。
コーチは時に演出家であり、役者であり、観客であり、保護者であり、様々な役割を演じなければなりません。
子供を育てたことがなくても、その気持ちを理解してコートの上に立たなくてはなりません。
そして、共にコートに立つ選手達が、最高の役目を果たし、
「お父さん、お母さん、今日も最高だった!また明日も頑張りたい!」
そんな会話がより生まれる機会を増やしたいと思っています。
だから、それぞれの役割、背景を明確に定義し理解することが必要です。
簡単な事ではありませんが、コーチ一人一人が素の自分ではなく、最高のコーチを演じられるような取組を行なっていきますので、
バリューワークスコーチの皆様、共に最高の舞台を作って参りましょう。
え、俺は俺だし。
そんな考えはエンターテイメントの世界には不要です。
捨て去ってください。
何にでもなれる自分をバリューワークスの世界に作っていきましょう!
演じる事
演じる事を英語で言うとなんと言うでしょうか。
その1つに「Play」という言葉があります。
選手としての私たちはコートの上に立てば素の自分ではなくバスケットボールで勝敗を競う競技者に切り替ります。
声を出して仲間を鼓舞し、得点を取るために、相手の得点を防ぐために自分を磨き続けます。
そんな熱い選手も居酒屋ではいじられキャラになったりしょうもない奴に変わったりします。
「最高の乾杯をしよう!グラスを握れ!ここで1番コスパ高いのはこれだ!徹底的に飲んで、飲み放題料金以上の元を取れるように全力で飲み切れよ!」
なんて人にはこれまで目に掛かった事はありません(笑)
家に帰れば子供を目に入れても痛くなさそうなデレデレの親に変わったり、スーツを着ればバリバリの社会人に変身したりするわけです。
意識はしてなくても、みんなそれぞれの役割に応じてベストの自分を演じているプレイヤーなのです。
コーチとしても同様です。
日本を代表するような熱いコーチが、コートの外では全く別人の様に釣りを愛し後輩のコーチの成長を大切にする温厚なコーチである事を目の当たりにしました。
その裏表すらそのコーチが手掛ける演出なのかも知れません。
みんなそれぞれ、目の前の子供達にとって自分が考える最高のコーチを演じているのだと思います。
もしかしたら自分が設定する最高のコーチを演じきれた人こそ、選手にとって最高なコーチなのかもしれません。
バリューワークスのコーチが素晴らしいコーチを演じられるように、まずは私から私なりの素晴らしいコーチを模索して演技を極めて行きたいと思います。
コーチの皆、最高の自分を演じよう。
最高のコーチをプレイしよう。
私達もコーチと言う役割を全力で演じるプレイヤーだ。
失敗を恐れるな。
人からのアドバイスを受け入れ感謝して歩もう。
自分を守るな。そのために人を否定するな。
自分の格を上げるために選手の実績を利用するな。
己を磨き続け、舞台の上の自分に必要な技能を見つけ極めていこう。
素晴らしいコーチとは何か、共に設定しよう。
その設定は何度見直してもいい。
次の舞台では別人の様なコーチになっていてもいい。
共演する選手に応じて様々なコーチを演じ分ける事が出来たら最高の演者になれているのかもしれない。
バリューワークスは毎回誰が来るかわからない。
幼児から50歳までが通うスクールだ。
様々なコーチを演じる必要があり、
我々が成長するために様々な選手を演じる人達がいる。
だから互いに成長できる環境は整っている。
選手とコーチが切磋琢磨してより良い自分を見つける舞台はここにある。
選手に感謝し、保護者に感謝し最高のコーチを演じよう。
Jason Wright
これまで見てきた中で、この抱負のロールモデルとなるコーチの1人がJason Wrightです。
Jason Wrightは時に愉快、時にハード、時にパフォーマー、時に聖職者とバリエーションが豊富な指導を行い、とても尊敬するコーチです。
その魅力は目に見えないハンドリングではないのです。
見習う場所はそこじゃない。
彼も必ず自分を演じています。
我々が経験した事がない世界も経験しています。
洋介コーチ、次回聞いといてください(^^)
JBAが提唱するインテグリティー
最高のコーチとは自分が決めるものではない。
それは価値は自分で決めるものではなく、
他人が決めるものである事と同等だ。
我々が目指すコーチ像の1つに欠かせない事が
JBAが提唱するインテグリティーの徹底である。
これはとても大切なことであるが、トップダウンで提唱しただけでは現場に浸透することはない。
インテグリティーを実現するコーチとはどの様な人物か。
我々はその人物像を明確に設定し、
ただ優しいだけのコーチではなく
ただ厳しいだけのコーチではなく
勝利だけを追い求めるコーチではなく
選手の成長だけを追求するコーチではなく
ERUTLUCの鈴木代表もjunior basketball summit2019で提唱した様に
「勝利至上主義」と「育成至上主義」
その中間にある場所に存在できるコーチを
コート上で演じ日々改善していこう。
そしてその姿で今年は大舞台に立とう。
http://www.japanbasketball.jp/integrity/49024
あとがき
バリューワークスの指導コンセプトは選手のためだけにあったわけではなかった事に気が付きました。
我々コーチもコーチという役割を全力で演じ、素晴らしいコーチになろうという意味が込められていたのです。
Be a Great Player.
素晴らしい選手になろう!
素晴らしいコーチになろう!
素晴らしい演者になろう!
そんな1年でありますように(^^)
ここまで書いてあれですが、私は保護者こそ選手にとって最高のコーチだと考えていると何度か書いてますので、
保護者の皆様、コートサイドや観客席に存在する以上、最高の保護者を演じましょう。
主演は選手とコーチのダブル主演です。
保護者の皆様は観客ではありません。
コートサイドや観客席で最高の役割を演じる主役ですので、今年は共に素敵な保護者を演じましょう(^^)
素晴らしい保護者になろう!
Just Try It.
昨年の抱負はこちらから↓↓↓
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