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リバウンドドリル構築(9)【大学HCの育成コラムVol.10】

2020.2.4

最後に

今回のテーマは私たちが今シーズン取り組もうとしているディフェンススタイルを整理している時に重要であることに気づいたもので、整理しつつ記事にさせて頂きました。ご意見やご質問等頂けると私だけでなくチームにとっても大変ありがたいです。

 

あくまで育成年代のチームやリクルートのないチームを想定していますので、外国人留学生が在籍していたり、男子であれば2m越えの選手が在籍している場合などには当てはまらないかもしれません。

 

書き終わって、ゲームで起きうる状況に対して瞬時に適応できる力、もしくはその状況で最悪のシチュエーションを回避できる力は重要だと改めて思います。そしてそのような力を育てるには結果だけではなく過程も評価することを、コーチはもちろん選手全員が共有することが必要不可欠だと私は考えています。あえてポジション別のドリルをポジションを混ぜて行うことでチームとして大事な価値観をより深く共有していくことができるのではないでしょうか。

 

今回の記事が皆様の練習をアップデートする一助となれば幸いです。

今回も最後までお付き合いくださり本当にありがとうございました。

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著者情報

この記事の著者

京都大学女子バスケットボール部ヘッドコーチ

方城 素和

Motokazu Hojo

出身地: 兵庫県神戸市

出身校:
兵庫県私立滝川高等学校
国立 京都大学 総合人間学部 認知情報学系
国立 京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学専攻 修士課程

資格:
中学校教員 第一種免許(数学)
  高等学校教員 第一種免許(数学)
中学校教員 専修免許(保健体育)
高等学校教員 専修免許(保健体育)

JBA公認B級コーチ

コーチ歴:
京都大学女子バスケットボール部 ヘッドコーチ(2014年10月〜現在)
京都市立紫野高等学校男子バスケットボール部 顧問(2014年4月〜2017年3月)
京都ハンナリーズバスケットボールスクール スクールコーチ(2013年4月〜2014年3月)
京都大学女子バスケットボール部 学生コーチ(2012年10月〜2013年8月)
京都大学男子バスケットボール部 学生コーチ(2011年10月〜2012年9月)

私がコーチとして憧れているValueは「一生懸命な選手が成長できる環境を創ることのできるコーチ」です。そのために「合理的」で「多様性のある」考え方のできるコーチになりたいと考えています。

私は選手としては何も残すことができませんでした。それが悔しくて、どうやったらより良い選手になれるのか知りたくて、そしてその方法を未来のある選手たちに伝えたくて、コーチを目指しました。その過程でたくさんの体育館で見学させて頂き、多くのコーチと出会うことができ、素晴らしい経験をさせて頂きました。

未だ本物のコーチを目指す道半ばの私ですが、このブログがそうやって積み重ねることができたValueをすこしでも多くの選手・コーチに伝えられるきっかけとなれば幸いです。

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