左手は添えて「導く」だけ
この写真ですが、右手はボールの上にありますが、何故ボールを保有することが出来ているでしょうか?
答えは簡単ですね。
ガイドハンドがボールをしっかりと支えているからです。
シュートを打つ時は添えるだけ。
でも、ボールを下げたら支える側に変わるのです。
トリプルスレッド時はガイドハンドで支えて、シューティングハンドはコックする事。
この形がボクシングのジャブの様に、コンパクトにパスやドリブル、シュートの動作に移行する事を助けてくれます。
この事実は、常識中の常識ですので、嘘偽りのないバスケットボールの定石です。
大振りのフックやアッパーではなく、正確で素早いジャブこそ、確率が重要視されるバスケットボールのプレーに必要な概念です。
つまり、正しいボールの持ち方を指導する事が、様々なプレーの効果を高め、しいては得点力アップに繋がります。
その点を見落として、指導をしてしまうと、総合的にみて力を発揮出来ない選手が誕生してしまう事が、経験上で見えてきました。
シューティングハンドはボールのシューティングエリアに置く事。
ガイドハンドはボールのガイドエリアに置く事。
これが効果的で選手の得点力を高める最も大切な要素になります。
※各エリアについてはクリニックで指導しています。
そして、ショット時は
左手は添えるだけではなく、「導く」こと。
左手は添えて「導く」だけ。
これが、井上雄彦先生が生み出した名言に、年間に2,000人以上指導し続けてきた、私の経験を重ね提唱する新しいガイドハンドのセオリーとなります。
この点に訴求して指導し、フォロースルーを確認していけば、
選手のフォームはコンパクトで美しくなり、
どんなプレイも高性能な選手に育てられることでしょう。
> 最後に次ページにて皆様にお願いがございます。
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