こんにちは!バリューワークスの赤津です。
週末は終日3会場で練習を開催する事が当たり前の様になってきました。
SKILL BOXがあるので、いつでも好きな時に練習が開催出来たり、
様々な団体様からお引き合い頂き本当に感謝するばかりです。
ちなみに練習とは選手対象のバスケットボール練習ですね。
私はコーチとして毎回全力で取り組みますので、
練習が続き喉が潰れて声が出しづらい日々が続いています。
大好きだったカラオケは、
指導の楽しさと引き換えに、封印する事になり、すっかり得意のミスチルも聴かなくなってしまいました(笑)
練習やトレーニングとは選手が試合でより良いパフォーマンスを残し、チームに貢献するために取り組む選手のための時間です。
あくまでも選手のためにあって、コーチのための練習の場ではありませんよね。
私はこれまでコーチとして成長し、選手の目標の達成と成長を実現する素晴らしいコーチになるために全力を尽くしてきました。
アメリカにも何度も行きました。
日本国内の先駆者からも積極的に学びます。
今春にはヨーロッパにも行ってきます。
そして、現在は選手だけではなくコーチ育成も始め、大学生から社会人まで18名のコーチがValue Worksでコーチングを学んでおり、今月中に3名の大学生と面接も控えています。
私の立場も1年前とは大きく変わってきました。
JBAから認定されてる訳ではありませんが、
自分でコーチデベロッパーとしての立場を作り、その役割を全うするためにも責任を持って取り組んでいます。
現在の私にとって日々の練習は選手とコーチをデベロップする、責任の重い場所になっています。
そんな中で最近とても思うことがあります。
「練習はコーチにとっての練習の場ではなく、コーチとしての本番の場だ」
という事です。
一見当たり前の事なのですが、これが実に深くて難しい。
練習が本番とは一体どういう事なのか?
ではコーチとしての練習とは何か?
コーチはいつ練習すれば良いのか?
そんな事を考えて行動をしてみると、
コーチとしての行動が変わり、結果が変わってくると思います。
今回はこれからコーチを目指す方へ、より良いコーチとして成長し「選ばれる」コーチになりたい方へ、そして、「コーチを選ぶ」時代に確かな目を持って我が子のためにコーチを選定したい保護者の方へ、
何か1つでもお役に立てればと思いますので、
最後までご一読よろしくお願い致します。
コーチの練習はいつするの?
練習は選手にとっての練習であり、コーチにとっては本番である。
まずは、コーチは一体いつ練習すれば良いのかという事からお伝えしていきます。
練習開始前の時間でしょうか。
練習後の振り返りの時間でしょうか。
勉強会に参加している時間でしょうか。
当然その時間も練習になると思いますが、
私の考えは、
「選手を指導する時間以外、全ての時間が練習」
と定義しています。
バスケの事を考えている、学んでいる時間だけがコーチにとっての練習時間ではないという事です。
バスケの事だけがコーチとしての深みではないと言う意味でもあります。
私でしたら朝起きて子供や妻と接し、IT事業で働き、コンビニでレストランでスタッフと接し、バスケ指導を終え家に帰ってわずかな家族と過ごす時間全てが練習です。
子供がいると、その年代の文化に触れられたり、
精神の変化を身近に感じられたり、様々な事を学ぶ事が出来ます。
親と子の絆、愛を学ぶから、選手や保護者の気持ちを理解する事が出来る様になりますよね。
このように、指導時間を除く「おはよう」から「おやすみ」まで全てがコーチとしての練習の場だと捉えています。
日常からコーチとしての本番を想定して本気で練習をするから、
選手の前で、保護者の前で自信を持ってコーチングが出来るのだと思います。
>次ページ 「目の肥えた保護者とそれに気付かないコーチ」
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