本番だからミスは許されない
コーチの本番の舞台はは選手の練習の場にあります。
練習は本番だから、完璧で無ければならない。
一切のミスが許されない。
というわけではありません。
選手だって試合でミスをします。
仕事でだって当然ミスは起こります。
むしろ、本番でのミスや敗北の方が、
肥やしとなり後々の成長に大きく貢献する事もあるでしょう。
だから、コーチだって選手のための練習で、小さなミスをしてしまうことがあります。
それをしっかりミスとして認め、
明日への糧にできれば良いじゃないですか。
日常から練習して、次の練習ではもっと成長した自分になりましょう。
そうやって日常とコーチを繰り返していくうちに、
全力で向き合っていけば、必ずより良いコーチになる事ができると思います。
しかし、絶対に起こしてはならないミスもあります。
選手の命に関わる重大なミスは絶対に行ってはなりません。
選手の人間性を否定する様な暴言や体罰など言語道断。
モラル、マナー、ルールを守れない人がなぜルールで成り立つスポーツの指導ができるのでしょうか。
日常の練習からしっかり見直しやり直して頂きたいと考えています。
この様に自分自信をコントロールすれば防げるようなミスはコート上で絶対に犯してはいけないし、繰り返してはいけません。
自分だけではコントロール出来ないミスは、少しでも対応出来る様に日常から自分を磨く必要があると思います。
本番でのミスを糧にして挑戦の質を高めていく事。
それが大切になっていきます。
コーチとは未来人である
最後になりますが、私がコーチデベロッパーとして常々口にする事があります。
それは
「コーチとは『未来人』だ」
という事です。
指導計画を立てなさいとか中長期的な未来を設計するだけではなく、過去と現在を把握し、一つ一つの取り組みの10秒後、1分後、10分後を想定し今を書き換えなさいという考えです。
知らない今を生きるのではなく、知ってる今を生きること。
同じメニューでも参加者が違えば結果は変わります。
その結果をより良いゴールにするために行動出来るのがコーチです。
人をゴールに導く事がコーチの役割だとしたら、コーチはどんなゴールでさえ導かなくてはならないはずです。
未来を知らずして導く事は出来ません。
二度と訪れない今という時間を、より良い未来に導くべく変化させていく事がコーチには求められるのです。
コーチは日常から「未来人」たれ。
それがコーチとしての能力を高める時間の使い方になります。
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